きくゑさん
のうた一覧
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陽の当たる樹々の面手にひの燃ゆる風の冷き秋が深まる
令和三年十一月六日
7
平日に木々の紅葉の様子をしげしげ...
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見まく欲し卒寿迎えしリヒターの傷を重ねし生み出す抽象
令和三年十一月二日
10
30億で落札された絵が公開される...
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縁光る雲の流るる早き朝耳当て温む白湯入りの筒
令和三年十月二十九日
8
ひえてきたので、白湯入りの水筒を...
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焙煎の燻り鼻先かすめおり空耳聴こゆ引く豆の音
令和三年十月二十七日
4
かおりと音はたまにセットで記憶さ...
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まだ眠る竜胆の花陽を浴びて清らかに咲く紺碧の笛
令和三年十月二十五日
7
切り花のリンドウ、佇まいが冷艶な...
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夕焼けに電信柱影ならび黒き糸引く人のいとなみ
令和三年十月二十三日
6
電柱と夕焼けの構図はとても良くて...
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大根と昆布を塩で炊くだけで宇宙でいちばん多分おいしい
令和三年十月二十二日
5
冷えてきたので鍋のことを詠み続け...
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地下街を抜け出し浴びる陽のひかりインフレおきる反射のくしゃみ
令和三年十月二十一日
5
秋の空について語りたいのですが全...
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艶消しの雲の呼び名を知らずして晴れるあさもや今朝惜しみけり
令和三年十月二十日
9
今朝も懲りずに空模様
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空のひだ曇天の底手繰り寄せ信号待ちで覇気探しけり
令和三年十月十九日
6
休暇明けは憂鬱なうえ天気も悪く秋...
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朝冷えの露足絡む芝青く石蕗咲く背伸びする黄色
令和三年十月十四日
6
石蕗がいつの間にかに咲いていてい...
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行李柳ためをきかせて生けこみて曲の美しそっと和を結う
令和三年十月十三日
5
矯めのきく柳は無心にいけていると...
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仔虫食む葉のもうないホトトギス凛と咲きおり蝶を夢見る
令和三年十月十一日
3
刺々しい幼虫がどうやらきれいな黒...
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雨が降る前の埃香たちのぼり虫鳴きやまぬ蒸す秋の暮れ
令和三年十月十日
11
天気がよかったせいか、小雨なのに...
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レプリカが路に溢れる街へ行き油彩絵の具で酔う絵の楽園
令和三年十月八日
5
「え?なんでそんなところ?」とい...
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よもすがらピアノの調べ音のつぶ若き奏者が渾身を打つ
令和三年十月七日
5
遠い地でのコンクールの動画が瞬く...
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みちゆきて最上階の美術館うめく表現恋しかりけり
令和三年十月六日
5
アート作品を眺めるとともに、あて...
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駆け出しの秋に袖口冷やされて七分丈より暇請われし
令和三年十月五日
6
首と名の付くところを冷やす勿れと...
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なめらかに心のしわをのばすよう無心のアイロン照り戻る麻地
令和三年十月四日
6
高温のアイロンは偉大で生地をみ...
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つよい風夜空ふきぬけ澄みわたる哀し庭には落ち葉の喝采
令和三年十月二日
6
強風の夕べの空は澄んでいて星がよ...
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