夕桐さん
のうた一覧
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三味線の荒波越ゆる沖つ櫂 木霊する音ぞ里見えつらむ
令和三年九月十一日
7
荒波を漕ぎ出すような三味線の木霊...
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濁り江の世の際羽振る秋燕 孤高の空と思ひゆるかも
令和三年九月五日
6
混沌としたこの世の時を秋燕が飛び...
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身の丈の無智を悟らぬ贅沢や 衒ひ嫉みも罪の初魄ぞ
令和三年九月二日
5
自分を知らず贅沢をする事、自慢す...
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提灯も櫓太鼓も荒ぶれど 文庫結びの羽待ち掛けむ
令和三年八月二十九日
5
今年の祭りも開催されず悲惨な状態...
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先まぐる僻事つぼみに祕め桔梗 放つ気色ぞ明けしなりらむ
令和三年八月二十日
3
先の事を心配しているような 桔...
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北朱雀南の羅城門の成す 平安京の涼しき碁盤
令和三年八月二十日
5
北は朱雀から南羅城門を軸と成す ...
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九天の落つる瀑布に身をゆだね 眞澄みの龍と昇りなるらし
令和三年八月七日
7
天空の高い処から落ちる滝に 身...
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能樂の般若の面も山姥も 近江女の胸に隱るる
令和三年八月五日
7
どんなに美しい女性であったとして...
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引き忍ぶ石段けざやぐ紅の 蝶の如き鳳仙花かな
令和三年七月十一日
8
人気のいない石段に一際目立つ紅の...
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山際で食ぶる檸檬の身にしみて おぼろに見ゆる夏の嶺かな
令和三年七月十日
10
頂上にやっとついて頂く檸檬の ...
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家竝び芒の原も消え入れば 里の稻穗の面影ゆかし
令和三年七月五日
5
家が立ち並び、芒野もどこかに ...
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黄砂の都 嵐が消えぬ闇の中 バベルの塔のやうに佇み
令和三年六月二十九日
4
五輪の黄色の輪の中に存在 する...
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山望む紫玉の藤よせあひて蛇の目傘に零るる泪
令和三年六月二十九日
4
藤棚から舞い落ちる花片が 蛇の...
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夢うつつ走馬燈のごと飛鳥船 茜さす雲カクテル染めなむ
令和三年六月二十八日
3
コロナ禍で航行半ばで帰港 せざ...
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