シダさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 水ぬるみ虫も這出す地の穴にこの心こそ埋めましけれ 令和五年四月二日 7 目覚めの季節になぜか心（と瞼）の... もっと見る
- 鈴の緒を音なふ者も今は絶えひく心には最早なるまじ 令和五年三月二十二日 6 自分から動けずに待つしか無い、と... もっと見る
- 松の枝のまげて伸ばししその先にかかるしぶきは沖のしら波 令和五年三月二十二日 6 ただ待つ姿が美しきは物語の中ばか... もっと見る
- つきしよの名残りやしらむ山はだの梢を霰と打てばふるらむ 令和五年三月二十二日 7 随分と暖かくなりましたが、まだ油... もっと見る
- むすぶ手も知らずむすびし薄氷の割れてしづけし冬のつとめて 令和五年二月二十五日 10 「薄氷を踏む」などと云ひますが、... もっと見る
- 音楽が掛かればフロアぼくたちは自由電子だ揃って動く 令和五年二月十七日 6 "Pay for th... もっと見る
- なでしこの疾うから散りぬその花に触るるを懼れながめせし間に 令和五年二月十五日 9 いつそ手折りぬべかりしや、などと... もっと見る
- 来し方の足跡はるか途切れざるそのいとほしくいとはしきこと 令和五年二月六日 11 当然と云へば当然ながら、年を経る... もっと見る
- 初春と浮きたる世にぞありぬればその暁をいかで覚えむ 令和五年一月十五日 7 太平の眠りと呼べぬ侘しさよ。 もっと見る
- 「なべて世は事も無し」と云ひ遺した君よこちらはひどいものだぜ 令和四年十二月三十日 4 口語体のいとエモくなりけると覚え... もっと見る
- をりふしつ風のよす香に戸を差せば床に泥みて飛ぶ夢を見る 令和四年十一月十九日 2 体調が優れず寝込む時に限り、夢で... もっと見る
- 比良坂に賽を投げなむ生まれてはやがてくだりて黄泉帰るごと 令和四年十一月十一日 7 輪廻転生思想に然程強く共鳴するも... もっと見る
- 生まれなばいづれ帰らむ比良坂の境の塞に賽を投げなむ 令和四年十一月十一日 4 神道には輪廻転生の思想は無いので... もっと見る
- 夢ならばやがて覚めなむはかなきを思ふ間もなし現世は夢 令和四年十一月十一日 5 もっと見る
- ハロウィンの仮装の如き顔色が向かひに在りて下りの列車 令和四年十一月八日 1 祭りが過ぎればやがて年の瀬、忙し... もっと見る
- 帰るべき海もはやなく埋立のゆふべみな門の陸にたつ雨 令和四年十一月四日 6 罪の有無を神に問ふ神明裁判の一種... もっと見る
- 百年はゆふべ過ぎにし朝霞やがてさめなば消なむ俤 令和四年十一月四日 4 そんな夢を見た、のかも知れません... もっと見る
- 寄す波のしぶきの降るを眺めせし待てど日和は知らぬみなとに 令和四年十月十九日 4 待てば海路の……などと申しますが... もっと見る
- 身を削る何をやあらむ虫の音の聞こゆに秋し夜とぞ覚ゆる 令和四年十月十八日 2 虫の「声」とはだいたい羽や脚など... もっと見る
- あだし野の夕べに風の吹きしかば根なしぐさにはつゆもおくまじ 令和四年十月十八日 3 しづ心なく漂ふばかりです。 もっと見る
