シダさん
のうた一覧
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かげ寄せてかたちの笑ふごとくあり寝らえぬ我を見る壁の染み
令和三年四月二日
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壁の染み5回点滅 ハ・ヤ・ク・ネ...
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心とは臓器ならむや血流の早まりぬるをつめたく覚ゆ
令和三年四月三十日
4
割とちよつとしたことで身体的な影...
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流れてはやがて消えゆくものなれば定めなきかは定めとならむ
令和三年五月十三日
4
全ては無常、生生流転、と割り切れ...
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いくたびの春にやあらむ梅の香に袖からめてはしばし留めむ
令和三年五月十五日
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少少時節を逃しましたが、季節は常...
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ありあけはいぬるもならず吠えもせでかたぶく月のしろきと覚ゆ
令和三年六月十二日
4
無為に夜を過ごすばかりで「月に吠...
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やみぬよの身はけものにはあらざればそらの月こそしらじらしかれ
令和三年六月十二日
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吠ゆる声も無く夜を過ごすと、どう...
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ほほづきの紅を交はさば幼子のちぎる言葉ぞ軽くあらまし
令和三年六月二十二日
4
幼い頃のふとした言葉がその後の人...
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ふけしよにいぬるもならずおきたればつゆしらぬごとあかつきのしろ
令和三年七月七日
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いたづらに空のしらむを眺めては、...
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しののめに居残るつきもはや見えでふしをる床に食らはれてをり
令和三年七月七日
4
眠れぬ夜の後、床に倒れ込んで眠る...
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雨蛙あたまに乗りて蟻の子の威風堂堂騎馬武者ならむ
令和三年七月二十四日
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意気揚揚と騎乗のつもりがぺろり、...
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鳴神を遠くに聞きてひとときの静けさののち光の落ちぬ
令和三年八月十五日
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遠雷と思つて油断してゐると、不意...
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廻りても復路はあらじ薄やみになづみぬる日のあきと思へど
令和三年十月十三日
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あきの来しとていづれ帰らじ、とい...
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補陀落もいづれはあらじこの海の果つるも知らじ我が身のしづく
令和三年十月十七日
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「補陀落渡海」と云ふもいづれ辿り...
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あたらよと覚えけむよの遠かれば散る花のかも今はきくまじ
令和三年十月二十七日
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秘すれば花、聞くだけ野暮、とでも...
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いつの間にルビコン川は背にありて喇叭の鳴れば帰路もあるまじ
令和四年二月二十一日
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「賽は投げられた」と云ひ得るもま...
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止みたると思へば降りて遠ち近ちに血と屍と炎ありけり
令和四年五月十三日
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いにしへの軍議の声はつき影に城のみ残る小田原と見ゆ
令和四年六月十日
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大河ドラマは観てゐないのですが、...
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吾が過ぐる灯のひとつごと人ありてひとりひとりが吾ならざるらし
令和四年十月二日
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世界には斯程に「他者」が存在する...
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寄す波のしぶきの降るを眺めせし待てど日和は知らぬみなとに
令和四年十月十九日
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待てば海路の……などと申しますが...
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百年はゆふべ過ぎにし朝霞やがてさめなば消なむ俤
令和四年十一月四日
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そんな夢を見た、のかも知れません...
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