シダさん
のうた一覧
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足高の足の三本欠けたるが歩くを眺む今日は死ぬまじ
令和三年十月五日
2
先日、5本脚のアシダカグモが部屋...
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ゆきゆきて神の軍に列ならむなみに外れし身ぞ沼の泥土
令和三年十月五日
1
軍国にしても独裁にしても、どうや...
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電照の絶えたる夜のあはひより青き火として菊のひらきつ
令和三年九月二十一日
6
鳩山郁子『青い菊』といふ漫画で、...
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山風にしをるるくさと覚ゆればあらしを呼びて身ども折らせよ
令和三年九月二十一日
1
いづれ時代の風に寄す民草なれば、...
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被綿を重ねてぬぐふ手のつみをつゆ知らざらむ菊のひとひら
令和三年九月二十一日
1
もうだいぶん過ぎてしまひましたが...
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くさぐさをふみわけ入れて送りしも野分の吹かばみちも消えなむ
令和三年九月二十一日
2
届くも届かぬもいづれ風次第、とで...
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臥しをればひるとも知らず簾の奥のうかる身のよは野衾と飛ぶ
令和三年九月一日
6
「野衾」は夜に飛ぶ妖怪で、正体は...
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泥を食む沼の底こそ温ければいづれ縁なき蓮の台
令和三年九月一日
3
我がことながら度し難しとは。
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雲間よりふと射貫かれて弓張のしろをこの身のつきとぞ思ふ
令和三年九月一日
3
こんな「絵になる」終はりは我が身...
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風吹けば水面に揺るるうつしよのつきも夢かは消なむあかつき
令和三年九月一日
1
ふと風の音などで我に返り夢から覚...
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恒ならむ火に炙られて惑ひしか巡る暦に増える真夏日
令和三年九月一日
3
9月になつて「夏も終はり」といふ...
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颯、颯、と風ゆき過ぎてたそかれのあとを歩かば殺、殺、とわれ
令和三年八月十五日
2
So, we'll g...
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いきつかばうらみつらみのためいけにひとつうき身のさきもあるまじ
令和三年八月十五日
5
どうにもいきづまりばかりを感ずる...
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雨蛙あたまに乗りて蟻の子の威風堂堂騎馬武者ならむ
令和三年七月二十四日
4
意気揚揚と騎乗のつもりがぺろり、...
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つかのまの庵をむすびしおくやまに鹿の子の絞るごとくなきをり
令和三年七月二十四日
5
自分ごときが分け入る奥山など知れ...
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石清水ながれくだりてゆるやかにやまなしの陽に泡を吐く蟹
令和三年七月二十四日
6
「杜」は「やまなし」とも読むと初...
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村さめと覚えてみなば松のはの揺れて浦見の月さしてをり
令和三年七月七日
1
松の葉はうらみの中で待ち続けてゐ...
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恵みとふ長雨のあだとなりけむや見捨てし花の色はわづかに
令和三年七月七日
1
「纔」は「わづか」の意。梅雨の長...
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柳葉の頬を掠めて行き過ぎぬ揺るる枝より定め切るかは
令和三年七月七日
2
「柳に風」などと申しますが、そこ...
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しののめに居残るつきもはや見えでふしをる床に食らはれてをり
令和三年七月七日
4
眠れぬ夜の後、床に倒れ込んで眠る...
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