シダさん
のうた一覧
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白州より引かれて至るこつかはらつかぬ首には誉れもあらじ
令和三年二月十日
3
かつては「骨ヶ原」と呼ばれたこと...
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ぬばたまの駒の群れなし駆けゆくをいも寝らえざるゆめにしぞ見む
令和三年二月六日
2
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北風の抜ける街並茶人帽ふらり酒屋の方へ流れき
令和三年二月六日
1
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つもりける有為のおく山ふみゆきてまたふりたればかへさじと思ふ
令和三年二月六日
5
つもらせるゆゑ返事も来ない、だつ...
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ゆきもなく室にこもりて寝ねもせでつきの近きを冷え冷えと見ゆ
令和三年二月六日
5
これも白氏文集巻六 冬夜に寄せて...
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よにふりて破れすの身をおく室にただしら雪の冷え落つを聞く
令和三年二月一日
5
白氏文集巻六 冬夜より。
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おく山にふみわけ入りて求めしもよめば暗きにかげぞ見えざる
令和三年二月一日
5
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花盛る花の都のはなやぎは舞ひける花の散りてこそなれ
令和三年二月一日
8
散りてのちには踏まれるさだめ。
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たましひの重きを知りしウンディーネ碧の底よりさだめもて来む
令和三年一月三十日
3
可愛いもの、重すぎる荷物。
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しづかなる夜半におとなふまれびとの啼く声去らじまたとなけめと
令和三年一月三十日
4
Nevermore.
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みの内のこにはあらじとなく声にいづれ我が世はあらじとぞ思ふ
令和三年一月三十日
2
身の置きどころなく。
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省察のあかりも自づ避かるれば我がくらしこそみにくくあらめ
令和三年一月三十日
0
己を省みる難しさ。
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薄布の七枚舞はす姫君はただ預言者のかうべ求めて
令和三年一月二十九日
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月影の冷たきむすび逃るるや流れたきとて水の落ちなむ
令和三年一月二十九日
3
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ことごとに玄様飛びてしまに入り朝にひけばことに流れつ
令和三年一月二十九日
1
僧侶が女性と性的関係を持つことが...
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よにくらきうみにみなもを上に見ゆ月のあかきもかに折れけるや
令和三年一月二十九日
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果てもなく身の果つるまで止まらじと睡れど閉ぢぬま黒の瞳
令和三年一月二十九日
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可聴域いつしか超えし上昇の螺旋追復曲は今も響けり
令和三年一月二十七日
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たぶんサン・ジェルマン伯爵辺りの...
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大文字にふたがれたればなれを得でつひに対象aとはならじ
令和三年一月二十七日
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ラカンの「他者」です。個人的には...
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球体に住まふ我らは交はらむユークリッドの知らぬ直線
令和三年一月二十七日
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球面上の任意の2直線は必ず2点で...
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