名鈴さん
のうた一覧
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石見れば 人も生まれぬ 隔つる世の ありさま見ゆる 心地こそすれ
令和二年四月六日
12
副題は「岩石がひもとくこの星のな...
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入学の 祝いも返しも オンライン 常ならば手を 取り慶ぶが
令和二年四月五日
13
入学祝に食事会を企画していました...
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軽軽しく 祈ぎ事言ふな 禍言と なりてむげなる 験に襲はる
令和二年四月五日
8
多くある「三つの願い事を叶える」...
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彼の手は 神の恵みを 蒙りけむ 物を美しみ 我らに伝ふ
令和二年四月四日
11
平易な言葉と親しみやすい語り口で...
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情けなし 頻る軍を 知りたれば 慈悲の心の 世に満ちにしが
令和二年四月三日
11
著者の池内了は、宇宙物理学者。完...
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否びらず 取り為し入るる 日の本の 神神かつて 負けし例なし
令和二年四月二日
10
今日も芥川です。 本作品には彼...
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深く固く 信を致せば 嘲られ 石投げられど 切支丹清し
令和二年四月一日
8
翻案作品。 文体は、桃山時代の...
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赤ら引く 肌見られては 忍びたる 恋顕れて 面え向かず
令和二年三月三十一日
6
人間が裸のサルであるのは、二足歩...
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金集めし 古へ語り ひとり笑み 幸ひ増すと 信じたりとぞ
令和二年三月三十日
7
昭和の経済成長による成功の幻想を...
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何故か 厭ふに延ぶる 我が命 愛しき妻子と 死に果てたきに
令和二年三月二十九日
8
主人公は幕末に生まれ、理由不明の...
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世の中は 汝をいとせめて 要じたり 有るべき限り 道先立てよ
令和二年三月二十八日
10
「生物多様性」の概念を広めた著名...
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誑したる 男に飽かば 獣と為す 悪女も恋を 待ち侘びて泣く
令和二年三月二十七日
10
中国小説「三娘子」から着想した幻...
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時毎の 親各の 願ひ込め 名は身にでなく 魂に付けらる
令和二年三月二十六日
10
姓名の「名」に着目した本。 ...
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作りたる 心の内の 我が庭は あなあさましや 己の映し
令和二年三月二十五日
13
著者は禅僧、作庭家。 「心の庭...
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祖たちが 命に向かひて 代代守りし ふるさと今や 主さへなし
令和二年三月二十四日
8
副題は「所有者不明化と相続、空き...
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知る人が 見らばや物の 持ち主も その振る舞ひも 見ゆる留守模様
令和二年三月二十三日
10
著者は大原美術館館長。 「留守...
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言の葉の 亡ぶるときは 自らも 死に入る姿 目のあたりなり
令和二年三月二十二日
11
副題は「英語の世紀の中で」。 ...
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百年も 経なば物の具 霊を得て 人より見聞きし げに人がまし
令和二年三月二十一日
8
舞台は江戸。 付喪神と化した古...
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琉球の 熱る風は 野を境ふ 柵だに越へて 吹き渡りゆく
令和二年三月二十日
9
戦前戦中戦後と沖縄をつぶさに見て...
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恋ひ惚るる 心もあるに 商ひに 打ち込み暮らす わりなき性よ
令和二年三月十九日
10
吉本興業の創業者・吉本せいがモデ...
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