KENさん
のうた一覧
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にはたづみ 紫にほう 日照雨かな 藤のいくひら 肩に舞ひ散る
令和二年五月十一日
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藤の花が散り初めました。
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子規 眞似て咲くかは 赤さつき 日盛りの路 血を吐く程に
令和二年五月十四日
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ホトトギスもサツキもあまり好きで...
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一隅を 燈す儚き 螢火を ただ眺めけり 泥土沈む夜に
令和二年六月十六日
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「径寸十枚これ国宝に非ず、一隅を...
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さみだれに ひよどりの二羽 滲みけり 眠れぬままの 窓邊の向かう
令和二年六月二十六日
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鳥ばかりがうるさい夜明け、
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その七日 夏の光も 見ぬままの むくろを洗ふ けふの雨かな
令和二年七月二十八日
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雨ので路上で踏み潰された蝉の骸を...
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うたたねの 夢の色して 韓藍は 時卷き戻す まなこの奧で
令和二年八月五日
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韓藍=ケイトウ。個人的には郷愁を...
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白肌に 醒めゆく人か あかねさす 葉月の朝に 殘るありあけ
令和二年八月八日
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先日の有明を。
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この雨の ひとつぶさへも 施せぬ ならば心に 鶴を折りてむ
令和二年八月九日
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無力感と鎮魂
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たらちねの 母を呼べなむ 人として 魚となりぬ 若きもののふ
令和二年八月十日
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一年前の歌の詠み直し。 「玉の...
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眞言の 梵字消ゆるも 雨風の 曼陀羅描く 苔の石かな
令和二年八月十三日
12
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秋虫の 歌は尚冴ゆ ぬばたまの 山影の上 鼓の音に
令和二年八月二十一日
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早いもので午前2時半ともなると東...
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月明かり 染めて結ばむ 露草は 形留めぬ 性を愁ひつ
令和二年九月二日
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露草の古名は月草。染料にも使われ...
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ケンタウル露を降らせ その声は 樅吹き抜けて 夏雲に消ゆ
令和二年八月二十日
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ケンタウルスの祭りを。 法華経...
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發つ山路 忘れ肩身を 不如歸 羽根のひとひら 花と殘さむ
令和二年八月二十九日
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そろそろ南へ帰る不如帰と秋の花ヤ...
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行く時を 刻むごときの 雨垂れに 殘り羽湿る 燕の苫屋
令和二年九月一日
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燕の巢
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浮かれ女の 心虚ろの 手招きや 風無き彼岸 白萩枝垂れ
令和二年九月二十三日
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白く咲く萩がそんな感じに見えたの...
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あの春の 傷は癒えたか 十數へ 時雨洗ひし 稻穗に問へど
令和二年九月二十七日
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時雨に濡れる稲穂を。
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ねこじゃらし 吹く風と戲れ 誘へども 夜露乾かぬ 子猫は静か
令和二年九月二十八日
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エノコログサと子猫の骸を。 ...
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一夜毎 細る蟲の音 哀れみて 滲み灯らむ 待宵の月
令和二年十月一日
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待宵は本来翌晩の望月を楽しみに待...
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微かなる もみぢの葉音 便るかな 安逹太良の風 つくよみに透け
令和二年十月二日
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午前3時前、傾いた仲秋の望月が照...
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