青き銀椀さん
のうた一覧
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喜びの笑顔に向きてお慶びの笑顔で返すそんな和心
令和二年三月十一日
9
猫さま、お返歌ありがとうございま...
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まだくらき朝 春雨の降りはじめ 目覚めの顔は子に帰るかな
令和二年三月十日
9
この歌を作り終えて、俵万智さんの...
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明け方の生駒山系霞むほど景色の残る心なりけり
令和二年三月九日
9
生駒山系は、大阪と奈良を南北に分...
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町なかのいくたび見ても花水木蕾のままにじつとしてゐる
令和二年三月八日
8
咲くのをじっと我慢しているように...
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つつつつと道を横切るハクセキレイ脚をゆるめて少し止まれり
令和二年三月三日
15
町なかで見かけるハクセキレイ。人...
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白鷺が目の前にゐて一点を見つめつつ羽を休めてをりぬ
令和二年三月三日
4
おはようございます。近所の曲がり...
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町角へ出て新しき風受けて三月二日躰で覚ゆ
令和二年三月二日
10
町角へ出る時の気分を詠んでみまし...
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朝なさな早くなりゆく東雲のけふもおきける山のしづけさ
令和二年三月一日
11
一日ごとに夜明けが早くなってゆく...
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雨止みて三月に入る噴水の正しく湧けるすずしさもなや
令和二年三月一日
7
おはようございます。噴水の歌には...
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携帯はメールだけつながったので努めて友を励ました夜
令和二年二月二十九日
1
友人は大船渡で仕事をしていました...
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桃林咲きてほどけてゆけるひととせのこころ寿ぐ花にしてぞ見ん
令和二年二月二十八日
10
近所に桃の林があります。つね通り...
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身ゆらせば水の尾生れて川下へ消ゆる流れに鯉のたたずむ
令和二年二月二十七日
11
近所の小川にいる鯉を詠んでみまし...
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一幅の掛け軸の画ぞ 高き月そのまたさらに高き明星
令和二年二月二十七日
9
月と金星が、天空を縦に並んで光っ...
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雨去りて朝一番のひこうきを一すじ聞きて部屋の明けゆく
令和二年二月二十六日
13
おはようございます。 昨晩は雨...
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はる風とふとおもはれて見にゆけばあせびのつぼみつぶさに垂るる
令和二年二月二十二日
14
近所へ赴いて。 あせびは白い花...
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あお空を帯の伸びゆくうろこ雲 青と白だけいつも見ていた
令和二年二月二十一日
9
青空に着物の帯が前方へ伸び行くよ...
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アネモネの二輪三輪花びらのしなりと色のゆふやけに咲く
令和二年二月二十一日
6
この時期に、色の濃い花を見てハッ...
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さおだけ屋 道をゆずれば「さおだけ。」とうたひて去りぬ 陽がかたぶきぬ
令和二年二月二十一日
9
たまに近所に売りにくるさお竹屋。...
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モンポウの「秘密」を聴きてわれもまた 隠したきことポロンポロンと
令和二年二月二十一日
8
私は音楽好きです。フェデリコ・モ...
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白梅ののどかに咲いた団地より親子買ひ来る駄菓子屋さんへ
令和二年二月二十日
7
春先の団地に咲いた白梅の花を見ま...
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