さえねさん
のうた一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
ひさかたのひかりあふれる春の野に出でて弔ふ亡き人々を
令和二年三月十一日
9
もっと見る
言の葉も歌もいのちも呑み込んだ太平洋は今日も蒼くて
令和二年三月十一日
10
もっと見る
二〇一一年三月以前に戻らばや あのくだらなき幸せな日に
令和二年三月十一日
4
もっと見る
ひとびとのたましいあまた吸い上げたあの日と同じあたたかな空
令和二年三月十一日
7
あの日の空も今日と同じような穏や...
もっと見る
魂鎮めの歌を詠まばや 言霊の幸ふ国に春が来るから
令和二年三月十一日
3
もっと見る
震災を知らぬ子どもも増えぬらむ弥生二日に降る雨の音
令和二年三月二日
9
もっと見る
いちめんに曼珠沙華咲く丘に立ち骨蒔きにけり老婆のごとく
令和元年十月二日
4
もっと見る
アップテンポの流行曲が流れてるぼくは下半身水没してる
令和元年七月二十五日
7
もっと見る
火葬場の喪服の姉の黒傘にみぞれまじりの春雨ふれる
令和元年五月二十九日
6
もっと見る
母猫のそばでゆっくりねむりなさい冬を越せずにゆく子猫なら
平成三十一年一月三十一日
9
もっと見る
蒸し暑い夏のはじめの雨の日に君に手向けの花を買ひにき
平成二十九年六月三十日
3
もっと見る
大粒の雨に打たれる新品のビニール傘の喪服の母よ
平成二十九年六月三十日
2
もっと見る
吾がもとむことばは何処やこの星に陽ささなくなりて六度目の春
平成二十九年三月七日
7
もっと見る
かなしきは あらがふこともなく過ぎる夏の厨で葡萄食む時
平成二十八年八月十六日
6
デラウエアというぶどうです。
もっと見る
寒い廊下 きらいなわけは足先から石化していく 死とはさみしさ
平成二十八年二月八日
4
もっと見る
墓石に散るさくらあり たましいの苔むす春となりにけるかも
平成二十七年四月四日
6
もっと見る
その石はお墓なんです この家に泊まった人の あなたみたいに
平成二十七年三月五日
6
もっと見る
飲食のかぎりの果てよ はきよせる谷いちめんの母の骨かも
平成二十七年二月二十六日
2
もっと見る
もはや夢の中かもしれず幾百の螢火われを包んで燃える
平成二十七年二月二十二日
3
もっと見る
魂還りの山にかへらな すりきれた布に遺言書き終えたなら
平成二十七年二月二日
3
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
>>