夢士のお気に入りの歌一覧
月虹
人生は涙の海を越える旅巻き戻された記憶の縁で
26
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たけくらべ
晩冬のみちのく行かば空晴れて木更ぐ森に舞うは風花
10
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野々花
朝の虹何か良い事ありそうでウキウキしながら玄関掃除
14
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舞
また一つようやく越えし峠かないざよう冬も如月の春
15
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千映
毎日がバレンタインとホワイトデーこころが折れる間などないの
13
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リクシアナ
水超しに歪む一輪ガーベラに春問わずして優しさを飲む
18
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たけくらべ
渡瀬の川面を揺らす声ありてサンタルチアの人を探さむ
9
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詠み人知らず
ひょろひょろと上に伸びたる雑居ビル 剥げた塗装に 隠せぬ無念
12
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恣翁
そぼ降れる雨に煙れる花冷えに 海棠 臙脂の色鮮やかに
26
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リクシアナ
雪溶けて百葉箱の顔のぞく春ひそやかに廃校の庭
91
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リクシアナ
券売の窓口ガラス曇りなく出納刻む花崗岩の皿
14
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炭酸水
朔の朝凍れて候ふ霜の花フロントガラスに咲くや如月
6
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炭酸水
遥かなり苦味が好きと云つた君八朔の匂ひささくれに沁む
7
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炭酸水
轟々と颪ぞ吹くや寒戻り鳥さへ飛ばぬ今日の夕暮れ
7
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炭酸水
胸に花あの子はそっと手を振って開いた唇さよならの形
7
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守乃みさと.
「ありがとう」と素直に応えられるのは届いた気持ちが本物だから
20
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なつを
見渡せど景色に見ゆる色はなし 積雪の白 降る雪の白
11
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恣翁
道端に 運動靴の片足の脱ぎ捨てられて 霜に凍てたり
24
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恣翁
灯の吸ふを懼るがに 息潜めつつ 君が唇動くを待てり
16
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葱りんと
雪灯り ぼんやりと見る 隣には だあれも居ないが 満たされている
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