滝川昌之のお気に入りの歌一覧
うすべに
里山にまろい煙のなつかしさ 冬の気配に蕎麦の実黒く
6
もっと見る
南都
魚梁瀬ダム季節を知らぬ杉逹が秋の陽をうけ水面に搖れる
6
もっと見る
谷村思亜
苦しみの 限りを尽くせし我は今 石版の上に焼かれるトカゲ
2
もっと見る
麻倉ゆえ
炭酸を飲みきれなくて泣きそうになる幼子のガラスの瞳
4
もっと見る
ななかまど
口のなか飛んで弾んで今年米あまき匂いの香り吸いつつ
13
もっと見る
みをつくし
只一輪 夏の名残りを一隅に 健気に留む真白き木槿
21
もっと見る
詠み人知らず
心の病 馬鹿にして笑う 意味がわからず お久しぶりに 涙を溢した
2
もっと見る
ブラックバニー
ヤバいとは感動なのか危機なのか世代によって意味が異なる
3
もっと見る
ガビー
サツマイモを輪切りにしてはバター焼き 語り合ったね君の下宿で
5
もっと見る
恣翁
秋の陽の 背に温きを 木枯らしぞ 帽子の鍔の下にさへ吹く
12
もっと見る
名鈴
立ち離るる 君が背さやに 見えぬのは 濃き霧故か 涙の故か
9
もっと見る
梅星
海雪の降るや消えにし淡雪の如くにもがな跡も残さず
13
もっと見る
舞
何もかも刻さえ持つと知らぬまま野良犬みたいに餓えていた頃
4
もっと見る
び わ
いつまでもハァイトハァイトは大変だ昼寝肝心飴をガリガリ
3
もっと見る
geriondc
「あ、空きれい」関係ない話するたび悲しくなるって知ってたくせに
2
もっと見る
横井 信
厳しさにこぶしを握る北風も優しくつかむ蝶の羽ばたき
14
もっと見る
千映2
せつな色わくわく色の絵具取り筆走らせて紅葉を描く
9
もっと見る
名鈴
物語の やうに衣を とりかへばや 君よく似合ひ 愛しがるべし
7
もっと見る
草木藍
沈む日はオレンジ色に輝けり島影黒く雲赤く染め
7
もっと見る
こうは
砂利と秋その中で咲くある花が紅葉の赤と秋の櫻が
6
もっと見る
[1]
<<
972
|
973
|
974
|
975
|
976
|
977
|
978
|
979
|
980
|
981
|
982
>>
[2891]