石川順一のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
内側に 滾れるものを秘めながら 悠然と舞う王者イヌワシ
13
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詠み人知らず
これをあの 蛙の卵と想いなば ゲテモノのごと 怖々吸ひけり
9
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詠み人知らず
目を閉じて唇向けたら鼻つまむ 君は何なの照れちゃってるの?
13
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工藤吉生
人生はゴールを持たぬ迷路だと壁の向こうがわで声がする
8
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蔓葵
月草の花すりごろもいかにしてとどめおかまし秋のむらさめ
11
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蔓葵
かれにけりわが道芝の色はててつれなくみゆるよそのもみぢ葉
9
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恣翁
鱈の腹 掻き出して見れば 久方の雲子 名に負ふ白き菊腸
18
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舞
雨毎に秋をよそおう故郷の山の懐かし訛り懐かし
11
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明星
けつしやありいまだに原稿用紙書き封書送信時代遲れでは
5
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秋日好
十二年前に選んだ花々を疲労隠せぬ吾が植付ける
13
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inosann
いたずらに不安呼び込みそのままに現実化する現象がある
20
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秋日好
林檎もぐ夜と貴方が決めたから月も待たずに十八個ほど
15
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夕夏
くうこうもこうわんどうろてつどうもせいびがすんだとかいへいこう
3
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助平小町
弥彦山 ついと合わさる 酉の聲 風に運ばれ 早稲を揺らさむ
4
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助平小町
腰曲がり 頭の垂れる 嫗こそ 常世に残す 実りは多し
4
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助平小町
米残し ならば瞽に ならざむと 脅した婆ちゃん 白内障
3
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明星
パートナーに尋ねる吾のことほつてないかマジシャン自身ガラスに入つてる
4
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サヤ
こんなことたいしたことじゃないはずだ涙腺ぎゅーっとぎゅーっと締める
11
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夕夏
さぎめーるつうしがいしゃおくりきてじゅしんだけでもりょうきんとらる
3
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藍涼
清水の 舞台にちった 命の花 自ら命を たつのはおかしい
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