横井 信のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
新人の外線取り次ぎ滑らかに自信のついた鶯ごとく
13
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ななかまど
かえがたき色がこの世にあることを艶を含みて牡丹の紅は
11
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へし切
実りなき議論を重ぬる議会かな世も末なるやため息をつく
9
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音弥
我ながら軽快機敏な足回り息も切れずに往復完遂
10
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名鈴
小石もてあそびくさ載す砂の盆 あかば泉となる水の盆
11
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桃山
薄曇り人の心も沈ませて泣くか晴れるか決めかねし空
11
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葛城
卯の花に楓の若葉添え活けて客を迎える式台の脇
14
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舞
この星に生きてある間のひと時はやや楽しまんこの皐月晴れ
11
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び わ
流れゆく屋根山々が窓かすめ車を辞めて電車の旅に
5
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あぶく
門限を破った夜に置かれてた母の手紙を肴にする日
16
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へし切
都合よき「総合的」と言う言葉 所謂 それは政治判断
13
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可不可
前うしろ右ひだり塞がっても 真上の空は流れる雲
7
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名鈴
盆の上 まだ見ぬ海を 思ひ遣り 舟や岩置く 洲浜遊びよ
13
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滝川昌之
まだ逢えぬツバメ招けと立夏まで鯉を揺らした薫風に乞う
16
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ななかまど
白百合を紅く染めんと夕やけがはたりはたりと照らす西窓
11
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千映2
両親の介護経験人生のこころの水先案内となる
6
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千映2
八重桜掃き掃除する母の日に黙ってプレゼントに添える
6
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卓
あぜ道を 歩きて辺りに目をやれば蛙鳴く夏もう遠からじ
7
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千映2
これ以上泣かせるわけにいかないと吾にスペアミントのガムを差し出す
5
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まった
うつむきて一人歩めば日に向かひ雑てふ草のすつくりと立つ
6
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