詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
孫たちの花火楽しむ笑い声夜空に響く今懐かしい
12
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幸子
木々の葉の皆輝きを主張して飛鳥山にも夏の来にけり
21
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煩悩
まどにがらすがあったがためにぶつかるわたしははやぶさになれなかった
5
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滝川昌之
色艶は雨の盛りに過ぎてなお褪せて気高きあじさいの花
28
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横井 信
扉開け遠き山の端 輝いて 緑涼しく夏のまぶしさ
11
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横井 信
穏やかに広がる緑見下ろして鎮守の森に蝉しぐれ聞く
14
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夢士
各停と急行電車複々線きのうの顔とまた目を合わす
15
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詠み人知らず
影のばし雲を茜に染むる陽を 丘いちめんの向日葵が恋ふ
13
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詠み人知らず
雲居裂き陽の射すごとく 心にも希望の光降り注げと祈る
14
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へし切
この国で度々おこる災害にもはや異常の言葉が虚しい
26
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石川順一
ブレーカー飛んでも電気が消えぬわけパソコンルームは大丈夫だつた
15
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石川順一
長き雨向日葵の茎を倒したり茎にトンボが止まりに来たり
13
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石川順一
長き雨休肝日さへ添ひながら少し晴れればビールを飲みぬ
16
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石川順一
剃刀は檸檬を思ひ出す我は出血せぬ様電気も使ふ
13
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滝川昌之
病院の談話室には「雲の名」という本在りて徒雲(あだぐも)を知る
24
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KEN
武士の無念の焰忘るなと埋もる壘に眞赤の薔薇
14
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煩悩
ちりめん山椒をまんぶんなく面積は東京ドーム
6
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恣翁
シャンパンの 甘美な泡よ ブクブクと爆ぜて 二人の未来言祝げ
19
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横井 信
クマ蝉の短く鳴いた雨上がり静かな部屋に子供とふたり
13
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横井 信
緑色した風を浴び 歩いては心を開く夏の只中
13
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