シダのお気に入りの歌一覧
河のほとり
ともし火よ消えぬ間は明日知らぬ紅葉の色を闇にまかすな
10
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みをつくし
落ち濡れてかさなり合ひし柿の葉の 足元重し鈍き錆色
19
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萱斎院
風さそふ草の袂の花すすき ふとあきの野にきみが袖振る
9
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河のほとり
雲ふかく暮れゆく峰に夏草のしげくもあるかさみだれの声
11
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滝川昌之
丸薬のごとく大事に抱かれて一粒種はオシロイバナの
15
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萱斎院
木の葉しく跡もひさしきわが宿に 霜とみまがふ月影のふる
9
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萱斎院
影やどす濡るる袂もとく乾して 咲くゆふがほに月ぞ見るべき
9
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和花
「手強し」と身を固くして一息に発音したり「骨粗鬆症」
3
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トウジさん
柔らかくざらつきのある正体は 南天の枝刺さった蜥蜴
7
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緒川みるな
亂れ咲く 韓紅の 山もみぢ 誰を待つのや 深山の皐に
2
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萱斎院
さやけさに露うちこぼす月の花 今宵ひとよのゆかりと知らで
10
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みをつくし
只一輪 夏の名残りを一隅に 健気に留む真白き木槿
21
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KEN
ひさかたの 月より舞ふと 覺えけり 夜一夜積もる 桂花匂へば
13
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宇佐木芙和子
鏡越し我と背併せ髮結へば櫛を飾るる玉響煌ら
10
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shooonk
荒げたり思わず出たり詰まったりなるほど息は自分の心
4
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稲千代
秋の夜の道に響かふ虫の音にかさねて響む人々の音
10
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梅星
菊月に冬来たるらしこほろぎの泪こほりて声の絶え入る
9
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名鈴
誂へし 紅葉襲の 華やぎも 野辺の草には 相応ふものかは
16
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トウジさん
夢見鳥蜜を所望と来たるらしガラス窓越し夢叶わずや
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