橘のお気に入りの歌一覧
音弥
峰々に積りし雪は輝きて祝うが如き年の幕開け
11
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名鈴
君の居ぬ淋しさに耐へむ大雪の道に降り敷き踏み惑ふべし
9
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葛城
珍しき大晦の朝に積む雪あるを見るこれの庭にも
10
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音弥
人混みにカートひしめき入り乱れ心さすがに尻込みぞする
10
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名鈴
たまくしげこの世に二つ無き椿 諸手で覆ひ雪に濡らさじ
12
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水紫
年の瀬に道で埋もれる雪椿部屋に籠ってはカップ麺ひとつ
2
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水紫
冬休み言葉の響きは嬉しけれど君に見えぬ恋しさに悩む
2
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名鈴
恨み果て 息の絶えなば その憂さの 凝りて死霊に 変じ荒だつ
7
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さいおん
吾船波 海若懸而 漕出而奴 行方不知 彷徨流鴨
6
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さいおん
月読尓 公乎念刀而 久方乃 天都空尓波 不及物乎
4
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音弥
人の世は盛者必滅会者定離 宇宙規模でも結果同等
8
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桃山
思えばとこの七か月振り返るキーステーションはパソコンの前
4
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舞
年の瀬も新年もなく歩みゆく暮れ行く空をただ眺めつつ
6
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ひめくり
自分へのご褒美などと聞こえよく安売りされる自己肯定感
5
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ryotak
告別の式もなく逝く友がため、半年過ぎてミサ曲を弾く
10
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葛城
ガラリ戸を繰りて開ければ珊瑚樹の葉影の果てに横雲の空
11
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桃山
目覚めての僅かな時の静けさを微かに破りカラスしば鳴く
4
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名鈴
然りとても取り次ぎ入れでひたひたと互に撫でて温め合ひたし
10
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音弥
幾たびか極寒と極暑くり返すその通過点に人間はいる
11
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名鈴
奥山の 茸ら天下に 覇を唱へ 人を役して 栄えむとすよ
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