横井 信のお気に入りの歌一覧
葛城
一時期を共に過ごした思ひ出は棄てはせぬがと運び出すゴミ
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のら
この紫陽花は水色か桃色か白黒写真みつめる君の横顔
6
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草木藍
まだいいか油断大敵雑草があれよあれよと芽を吹き慌て
6
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舞
木洩れ日の揺れて葉擦れの音寂し木の間の先の一片の雲
11
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び わ
自信なく手話の講師を引き受けるやれば出来ると自分説得
5
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行宮偏(仮之名)
タワマンの灯火がゆれる夏至待ちの雨に濡れようヴェイパーナイト
4
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行宮偏(仮之名)
梅雨たけて蛍光色は往年のCDジャケのような柑橘
4
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うすべに
峰巻いて夕べの夢のせつなさの 名残り消し去る朝霧ひかる
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千映2
夏休み林間学校城跡の涼しさ自然の恩恵を受け
6
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灰色猫
しなやかな肉体を持ち研ぎあげたフォームで投げる鬼の名を持つ人
6
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KEN
五月雨を 珠と魅せなむ 葉に結び 蟲食ふ青菜 束の間の陽に
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可不可
ショーパンもノースリーブも魅せるより 蒸れない夏服 それだけ
4
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詠み人知らず
行けるなら 外で食うかの 提案に お家がいいと 抱きつき泣いた
2
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灰色猫
口つぐむ貝でもいつか玉となり恋する人を飾り守れば
8
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詠み人知らず
大人しく 身体を休め 寝ていなさい もう帰るから すぐ鍵の音が響く
7
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滝川昌之
梅雨の夜の寝汗シャワーで流したら同じ顔する朝の紫陽花
18
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灰色猫
大河さへ流れ移ろふものなれど泣くも泳ぐも楽しかるべし
7
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ななかまど
降らぬのも降りすぎるのも世の常と思えど憎し傘もたざれば
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灰色猫
宜しくと楚々と会釈をする君の伽羅の香りは今は限りに
6
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灰色猫
叶うなら初めて目にしたあの海がくれた広さで海を詠みたい
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