詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
Chico
黄昏にうつかり僕は錆つゐて またあなたへと傾ゐていく
21
もっと見る
野々花
もう誰の物とも言えぬ精霊の灯りの行方見送る岸辺
28
もっと見る
詠み人知らず
大空をくすぐるやうに猫ぢやらし野風に搖れて尾を打ち合はす
13
もっと見る
Chico
高らかにプレイボールを唱えれば甲子園にて魔物目覚める
23
もっと見る
千映
大切に行事を守る人々の情熱燃える送り火の明かり
13
もっと見る
灰色猫
つい恋の 魔法唱える 僕たちは 多くを求め 傷つけあうね
30
もっと見る
桐生賄
青空が 雲の切れ間に 顔を出す 窓拭き掃除に 吾は精出す
17
もっと見る
桐生賄
ご近所に 台風一家の お出ましだ 雨は父さん 風は母さん
13
もっと見る
恣翁
ぱらぱらと 鱗のごとく 月影の 木の間を洩れて 椽に落ちたり
23
もっと見る
舞
日に焼けて美し色なる子供らの絵日記いかに夏をとどめて
18
もっと見る
ことぶき
子を産んでただ一心に過ごす内 毎日少しずつ母になる
14
もっと見る
葱りんと
揺れている 心をどうして 静めよか 布団で泣いても いつかは出ないと
12
もっと見る
へし切
黄泉の国 帰る定めの君なれど 別れは淋し盆の送り火
34
もっと見る
果禾緒
降りやまぬ記憶の雨の一滴の母の手縫いの白地の浴衣
9
もっと見る
灰色猫
瓶のなか異国の文字で記されて七つの海を旅する恋文
27
もっと見る
みやこうまし
歳くえば 過度な望みを抱かずに 花の命を長らえ生きる
16
もっと見る
夢士
天然の淀みに入りて川魚の姿捉えし秋川の夏
13
もっと見る
夢士
川遊び孫より親が大はしゃぎ爺は火の番孫の番
18
もっと見る
朧月
夏雲を見上げ寝転ぶやわらかな草の香りが眠りを誘う
10
もっと見る
工藤吉生
この当時オレが笑っていたなんて信じ難いが夏の一枚
8
もっと見る
[1]
<<
870
|
871
|
872
|
873
|
874
|
875
|
876
|
877
|
878
|
879
|
880
>>
[965]