横井 信のお気に入りの歌一覧
音弥
巣を作るはしから箒で叩き落すどっかの店長しかと見習え
4
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音弥
容赦なき日差しの暑さおもんばかり親の首に巻くハンズフリーファン
5
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柊+
母がもう待つことのないあの家に そちこち残る思い出の香
16
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名鈴
折節に 衣を替ふる 望月よ 夏の薄衣 纏ひて誘ふ
11
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桃山
「じゃあ行ってくるよ」の夫の声掛けが妙に優しい口論の朝
11
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舞
湯のまちを長閑に歩む老い人らいつ時いらい手をつなぎつつ
7
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綴迷停
待ちわびた人の来らず侘しくて見上げた夜空星さえもなく
3
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び わ
人名や地名訪ねて手話の旅果てしなき道ひたすら歩み
4
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KEN
つくよみの おし照る神影 烟らせて 姿知るかも さみだれの雲
10
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名鈴
恋に通し番号付けて管理する? それって幸せ遠ざけてるよ
7
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うすべに
池の面に森の涙のひとしずく あじさいゆらめく睡蓮の夢
9
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草木藍
ツバメの巣転落防止の棚ありてヒナの安全役場の仕事
5
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可不可
お互ひ一匹狼な我が家 でも 朝夕の挨拶さりげなく
4
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へし切
さあ五輪 飲めや歌えや盛り上げて 自粛を言うはまた同じ口
13
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滝川昌之
ワクチンの職域接種に手を挙げて帰省叶わぬ子に会いにゆく
17
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西村 由佳里
靴音を気にかけながら棚巡り借りた絵本はエリック・カール
5
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詠み人知らず
夏草や 日傘を飛ばし 墓の前 二人で祈り 花を手向ける
4
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橘
明日の朝庭の花壇のどの花が咲くかが唯一の気がかりであれ
9
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艸介
空梅雨に浮かれ出でたか初蝉は はたと鳴きやみ もはや二度とは
14
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へし切
老いぬれば暮るるひと日に喜びをいつかは来たるその日のために
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