詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
さらさらと一筆書けと頼まれて書けない自分に手指の震える
16
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たけくらべ
朝に蝉夜半に蟋蟀鳴く道に季も我が身もうつろひにけり
18
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舞
寝る妻の背をふと摩り摩りつつ思わず出でる感謝ひと言
14
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優器ルミネ
保険書の裏の二番に丸つけて少し大人になった気がした
7
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もり
ただ海をふたり眺めていたことにさよならします結婚します
11
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詠み人知らず
新涼に夏の名殘を惜しみては路地の紫陽花セピアに色變へ
13
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呉竹の憂き節
照る月を夏と秋とに隔てねば千代にさやけき空の通ひ路
5
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桐生賄
明日から 二学期開始 学生さん 忘れ物なく 準備しましょう!
15
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沙久
「発音が違う!」と矯正 プチプチと 吾の細胞 死に行く音が
14
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夢士
停電の座敷に一人座りをりオール電化で達磨となりぬ
19
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夢士
久々の太陽を浴びジョツギング汗ダクダクとサウナのごとし
11
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へし切
山蔭の草のみづひき風に揺れ荒野もはなやぐ花のひとむら
26
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コーヤ
虫たちの奏でる音色大きなり響くうた声秋の旋律
21
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コーヤ
美しき調べ奏でる草かなに筆はしらせて吾も触れゆく
21
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詠み人知らず
夏と秋行き合ふ雲の浮かびゐる空から秋がしみ込みはじめり
11
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リクシアナ
通り風色づき初めしななかまど片恋かさね秋をかぞえつ
28
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たけくらべ
七草の花の盛りを待ちながら秋までもたず逝く人のある
21
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絮谷新
西風の電線振るひ共鳴す珊瑚風鈴誘ふ白浪
18
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沙久
分かり合えないまま別れた人達が ふいに笑顔で横切って行く
19
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詠み人知らず
バスタブで大きく息をつく度に 動けぬ母に 謝っている
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