蔓葵のお気に入りの歌一覧
舞
父は手を母は子を抱き四人して語りつ歩む川の字の影
14
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舞
腐たれ散る色くれないの花びらの踏みしだかれて山茶花の道
12
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へし切
みし秋の千種の色もひとつ色 霜の花咲く野辺の朝風
27
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灰色猫
張りつめるG線上に乗ったまま泣いてる君を奏でています
1
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灰色猫
国境をかくした雪をそのままに除雪車たちの聖夜のやさしさ
18
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水月
水に月鏡に花の我が恋よ近くに在れど触れられぬひと
14
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河のほとり
風立てば錦の色を夕空に一つゆずりて散る紅葉かな
15
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萱斎院
もみぢ葉の落つるけしきもはかなきに 霜にきほひてつもりぬるかな
12
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萱斎院
冬枯れの草葉にむすぶ夕露の 玉なすがごとあけぼのの袖
13
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萱斎院
ことわりと思ひ知るともわびしきは 憂きこがらしの寄するささなみ
11
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萱斎院
きみ来むと たのめし宵のゆふづつの かたぶきよるる西の山の端
4
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萱斎院
更けゆけば ただすの森に散りつもる この言の葉のまことなるかは
2
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ふじこ
白き風いまだ震えるこの場所で羽を休めよ氷解くまで
16
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へし切
山川に流れもあへぬもみぢ葉のゆくへ定めぬ吾が身悲しき
22
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へし切
月影に宵のむら雲冴えまさり独り寝る夜のこころ凍らせ
27
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萱斎院
あき浅しまだこがらしのむせばぬを などもみぢ葉の散りいそぐらむ
13
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萱斎院
せく涙もみぢが色にうつりけり 袖の色をぞひとの問ふまで
7
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河のほとり
この世には夢と消えゆく身をせめて光かはらぬ月なわすれそ
11
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河のほとり
散りゆけば秋の木の葉ぞゆくへなきみ山おろしの風のまにまに
16
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舞
月影のゆえにはあらぬ現れて満ちて溢れるひと恋心
13
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