紹益のお気に入りの歌一覧
文麿
菫いろ落つる泪は十七の春の野菜のにあふ乙女よ
12
もっと見る
桜園
幼子に返りしやうな姑の髪我が手にとかすに目を細めたり
19
もっと見る
市川春水
春ちかく雪のいのちはみじかくて空のあいだのいのちなりけり
9
もっと見る
あまおう
参拝後きみが絡めた手を握り背中で祈るこの恋のこと
12
もっと見る
みやこうまし
梅の芽のほのか紅らみ裸木に沿い春に呼応し身震いしてる
16
もっと見る
みやこうまし
動けない不自由の木々眺めつつ人は満たさる優越感を
6
もっと見る
桜園
去るは追わず来るは拒まずさっぱりと尽くせど離るはよき縁にあらず
24
もっと見る
まぽりん
京は寒し片敷く袖の紅き頬をなでむか月の光やさしき
30
もっと見る
市川春水
小春日のたそがれ空は雲紅に山紫に消えてゆくかも
14
もっと見る
笑能子
しんしんと冷え行く空を眺めつつ濡れる足下ただ厭うてる
3
もっと見る
詠み人知らず
憂き世には人の思ひの儚しや末の松山波越さずとも
2
もっと見る
もなca
あかあかと燃ゆる篝火いだきつつうつむく花の秘めやかな恋
14
もっと見る
舞
咲く春を夢見て待つか福寿草深雪の下に知る人も無く
15
もっと見る
遠井 海
「結婚は地獄よ」「結婚しないのも地獄よ」なんだ、結局地獄
10
もっと見る
五穀米
療養の二文字を深く噛みしめる子山羊の遊ぶ病院にゐて
36
もっと見る
知久
つくるまい君の前途に言えぬ恋愛すればこそ友達でいる
3
もっと見る
恣翁
雪解けの緑の水に架かる橋 渡らば袖に梅が香滲まむ
41
もっと見る
桜園
冬枯れの庭に灯りを灯すごと寒椿さく紅一点に
27
もっと見る
遠井 海
人よりもテロ撲滅と天然ガスが大事だそうで冬イナメナス
4
もっと見る
舞
寂しさに耐えて雪見る独り寝を幾夜過ごさん春まだ遠く
16
もっと見る
[1]
<<
839
|
840
|
841
|
842
|
843
|
844
|
845
|
846
|
847
|
848
|
849
>>
[852]