蔓葵のお気に入りの歌一覧
へし切
しろたへの波路はるかにゆく舟のわたつ海にぞ波の花さく
23
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へし切
ぬばたまの闇に耀ふ月影の冴えたる冬の夜は静けし
26
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灰色猫
友もなく誰が泣いてくれるだろう私は孤独な鬼籍にはいる
18
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萱斎院
冴えわたり池につららの凍みはてば 風にみだるる波もたつまじ
14
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萱斎院
散りあへず氷にそいてのこりけり 枝にとりつく木の葉ひとひら
19
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萱斎院
春来ればいづれうつろふ色ならば 結びこめたききみが言の葉
16
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浅草大将
これやこのさかねば咲かでよしのやま雪こそ花と君は愛でつつ
17
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河のほとり
新しき年を祝へば春はまづ清き心の花にてぞ知る
17
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へし切
泡雪の消ぬべきものを吾が恋の君がこころに結びこめては
27
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へし切
夕されば千鳥しば啼く冬の海 冴ゆる白波み雪降りつる
22
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萱斎院
冴えこほる袂にしのびつつめども ともに泣けとてふる時雨かな
14
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萱斎院
しかばかりもえし木の葉の散りはてて わびしき枝にむすぼほる露
12
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萱斎院
さよごろも思ひをたつとひとり着る 枕のうへぞ風ふき過ぐる
14
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萱斎院
冬の夜のこほる片敷き思ひ寝の あるとも知らで過ぐる月日を
16
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萱斎院
宇治山のひとを待ちわぶ橋姫の せばき袖にぞつららゐるらむ
15
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へし切
いくたびに通ふ夢路も現世に去にし君には逢ふよしもなみ
21
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藤久崇
み吉野の 峰のみやまに 敷き詰むる 千代に移らぬ 白玉の影
16
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詠み人知らず
こっそりと違う苗字で試したら運勢悪くてたぶんもう恋
11
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詠み人知らず
囁きも涙も吐息もその嘘もシングルベッドはすべて知りけり
14
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萱斎院
初春の姫松が枝をひきむすび いのる言の葉まさきくあれと
16
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