紫草のお気に入りの歌一覧
みなま
吹き溜まり木犀の十字重なりて何を祈るや朝のひかりに
4
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ゆうくん
朝焼けに 雲が描いた 落書きを 消えゆく前に 夢に写して
2
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詠み人知らず
嬰児よ秋の盛りよ祝福の金木犀の絨毯を踏む
19
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しまじま
夜も更けて 過ぎゆく秋に 虫急ぐ リーンリーンと 鈴音揃いぬ
2
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たつかわ梨凰
何度でも汲み上げましょう哀しみの泉尽きぬも底の澄むまで
12
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一
本当の意味がしゅわしゅわ溶けるほどごめんなさいを言い過ぎている
7
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みやこうまし
東山夕日まに受け稜線の白銀雲と紅分かつ
6
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ゆみうさ
言い訳と口実ばかりこの男ハーゲンダッツが溶けてしまうわ
6
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あんて
わたしにも悪いところはあったのだ ミルクと砂糖がカップで回る
10
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山桃
花野には浮かるる月の明日知らずただ過ぎ去りし夢のみぞ立つ
11
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たんぽぽすずめ。
砂利道に踏まれて削れ丸くなる硝子へ刻む人の生き方
16
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葵の助
百円をポケットに入れつっかけで豆腐屋へ行くこの街の我
12
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ふきのとう
亡き義父の遺せし柿は色づきて実りの秋はにぎやかさ増す
17
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舞
小春日の何事も無く過ごしゆく妻ものたりと吾ものたりと
12
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いはしろ
一重でも母は結婚できたのよ 黙して答えず娘のアイプチ
10
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聴雨
吾を穿つ激しき雨になり給へ吐息もなみだも闇に流さむ
8
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光源氏
しのぶれど思ひ沈むる月の影悶ゆ悲しき仮初の花
14
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若楓
秋の夜を誰ぞまみえん柔肌の温みを指に確かめに来よ
10
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鹿男あほでよし
助手席にあなたがいないドライブでばかり成功してる車庫入れ
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あき
味気ない そんな毎日変えたくて塩と胡椒を手にとってみる
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