紫草のお気に入りの歌一覧
聴雨
あなたから心はなして佇めばうつろふ花のやうに色褪す
12
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芳立
大宮の栗鼠は宿りをさだめかね木の実みるたび秋に急かるる
7
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たたみ@回文師
中置かず 日枝の祭も 大戸屋と 大盛り妻の 恵比須顔かな
4
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みなま
犬なんて飼うんじゃなかった こんなにも健気な瞳して見遣るなら
8
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ゆみうさ
夜をゆく運転席のハンドルを握るあなたは誰より独り
15
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くりくりまろん
君と吾実らぬ花を咲かせども生まれ変わらばまた逢いたし
2
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雛
お別れの時はこくこく近づいて 苦きドリップおとしてゆくの
6
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元円
紫に沈んだ住宅街にぷくぷくと主を迎える明かりが浮かぶ
4
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みやこうまし
見送りてさっと消え去る人の影見失いて知る刻の速さよ
7
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くりくりまろん
鈴生りの絵馬を幾つか手に取りて人の祈りの様々を識る
5
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七色コイン
ギリギリと鳴くのは誰かコオロギか。お前のように強く生きたい。
11
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三木代ちょう
胸にもたれ静かにうたた寝る君の髪の匂いを嗅げば愛おし
10
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ゆうくん
山もみじ 草のもみじと とも寝せり 秋風寒き 山里の野に
2
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舞
背の曲がる老婆が一人掃除する秋のゆく墓地朝日の降りて
9
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たたみ@回文師
身の傷み 名は悔しさか 鈍の手の 火にかざし焼く 花見鯛の味
8
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たんぽぽすずめ。
いずこかに文出す如く鳥達へ割れてし里の柘榴なるかな
16
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たたみ@回文師
桜鯛 分かつ夫婦の 庵去り 老いの風物 乾いた落差
5
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みやこうまし
歌を借り赤裸々に吐く我が思い誰が拾うや心の礫
11
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しまじま
御日様の 香具師を探すも 春桜 秋に咲かして 希望持つやと
3
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まるえふ
大人って大人なんだと思ってた惑わぬ歳に未だ拗ねてる
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