紫草のお気に入りの歌一覧
河のほとり
風ばかり庭の落ち葉を鳴らしてはけふやや寒き月の光かな
12
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くりくりまろん
秋濃ゆる冷たき街の気を浴びて店に並びしコートを眺む
8
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陽だまり
密談中?頭寄せ合いクスクスと何を企む三つのお尻
4
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河のほとり
朝霧の露を分けてや訪ねまし夢に果てたる君がゆくへを
11
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みやこうまし
鳴き遊ぶ雀の声に融け入りてしばし世ばなれ鳥の宇宙に
11
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七色コイン
兄嫁はブサイク・がめつい・媚を売る。それを打ち消す優しさがある。
16
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月光蝶
よちよちの 子供の手を取り これからの 悪天あろうと 傘となりけり
8
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詠み人知らず
奥さんを好きなあなたが、好きだからいつまでたっても、眺めるだけの。
4
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染乃
ベランダのトマトまるごとかじりつき 生命力を補う儀式
8
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みなま
秋の朝 黒豆小豆の肉球が起きてはならぬと我引き寄せる
5
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falcon
夕霧に隠るもほのか紅染めて萩散る峠君立ち越ゆる
9
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まがね
空の色風もらしくなってきたあとは君待ち 風邪、ひいちゃうよ
2
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芳立
もみづるも枯るるも選らずはつ冬の迫れば岸に住処さだめむ
9
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みやこうまし
空すみてまわり軽々と浮いて来ぬ秋の力が景色もち挙ぐ
8
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恣翁
鏡見て 老けたるを知る 籠の鳥 同じ身空の 虫放ちけり
23
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ゆうくん
寒空に 雲をへだてて 語り合う 星の言葉に 耳を傾く
6
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七色コイン
甥っ子に読んでほしくて置いている。大人も読める「冒険者たち」
12
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舞
枯れてゆくただそれだけで美しくもの想わせる妖かしの秋
11
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山桃
やうやうに山羊追ひ帰る夕空に誰か放てる羊雲ぞも
10
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こはぎ
おおごとを企むような背なをしてキッチンを去る猫 深夜二時
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