まぽりんのお気に入りの歌一覧
鍬乃呑
寒空のした小用に連れ立てば犬も早くに済ませようとする
1
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暁真冬
走り出す我が子の背中眺めつつ煙草に偲ぶ父親の味
10
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鍬乃呑
雨が雪に変わり舞うのをぼんやりと生業の手を止めて眺める
3
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芳立
うつろひし花も紅葉もわすれせぬわれ眠りねと氷雨ふるかも
6
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桜園
はらはらと紅葉舞い散る庭園に流れきこゆるもみじの琴の音
16
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光源氏
思ひしかばはかなの夢の身の上に幽かにひびく君が笛の音
11
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鍬乃呑
今夜とて豆腐と酒を温めて静かに今日の終わるのを待つ
5
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河のほとり
変はらざる人の祈りは来宮の木立の千代を思ひこそやれ
8
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河のほとり
ちはやぶる神の杜より立つ風や八十島かけて海を渡らむ
8
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浅草大将
幾そ度まつ風さむき夜をふれどつれなき雨は雨のままにて
8
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猿ノ丞狂介
混む世に、もはやなり、七梅の間、屁につれ、亡き人を昔と思はむ
5
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桜園
師走ゆえいそぐか桃の寒ぼたん藁だての中あざやかに咲きぬ
18
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桜園
初めての友に会う日は黒髪に好みし薔薇水ふりかけてゆく
20
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芳立
ひさかたの月はわがよと照りながらなほオリオンのおとろへぞせぬ
6
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もぢずり
濁世より思はず助け求むる日助けられずに死なせし魂へ
2
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文麿
落ち葉卷きみぞれ吹きつけ點る燈に君待つところ搜しあぐねつ
7
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紫苑
燃え尽きてさくら紅葉のひらひらと今際にふれる川の面はも
14
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桜園
夜もみじを見守るごとくそびえ立つ五重の塔を照らす望月
18
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横雲
寒き風吹きぬく街に佇めり懐かしき人訪ねし後に
6
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雲居の月
夢よりも儚き時の移ろひに誰や知るらむ我が行く末を
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