さいおんのお気に入りの歌一覧
恵雪
遠巻きに眺めをりし新世界おずおずと入るパソコンの中
8
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卓
咲ほこり 華やかなれど ちる様を 知るむなしさに 梅の香想う
3
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しきしま
咲けば散るものと花さへ知るよには月ばかりこそすみわたりけれ
10
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舞
春色の器に盛れば変わりなき妻の夕食もまた春の色
11
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灰色猫
春風に耐えられなくて散ってゆく桜のようなあなたとの日々
13
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灰色猫
おひさまへおぼえたことばなにもかもわすれてもまたまたあえますか
11
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しきしま
散ることをいつ習ひけむ咲きかねて花も我が身を惜しむなりけり
8
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茂作
春の日はかどの酒屋の店守の あくび殺さぬながき日ぐらし
17
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なりあきら
梓弓 道行く人を 惹き付ける 街路樹に咲く 桜花かな
3
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小林道憲
遠山の雪こそ松に残れども わが村里は春さなかなる
5
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杜鵑草
酔ふままにわが身も知らずうち臥せば頭うづきの朝は来にけり
10
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へし切
やはらかな春の日差しが肩に落ち窓辺に憩ふ午後の図書館
17
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ななかまど
列島は弥生に夏日記録して春と秋とが短くなりぬ
13
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滝川昌之
初々しい新キャスターのMCが褪せないうちは春と呼びたい
20
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仙人の弟子
頬杖で 夏日のような 空見上げ 窓開け放つ 春を探して
6
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シダ
本日の限りなりける嘘に見ゆ人の愚かは常にこそあれ
6
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なりあきら
今もなお あの故郷に 咲いている あの懐かしき 山吹の花
8
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杜鵑草
家にこそ名残り多かれ妻のゐぬ春の都のゆかしきやなぞ
14
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横井 信
お社の桜の花も三分咲き暴れる風にこころざわめく
13
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茂作
幼きのかくれんぼする春の日の 聲のみ響く菜の花の畑
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