詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
零れゆくあなたの恋は異国から届いたような手紙のようです
13
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千映
付き合って初めて良さの分かることボラ活動の副産物かな
5
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へし切
遠目にも空に際立つ純白のけがれも知らぬ木蓮の花
25
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横井 信
ゆずり葉のふわりと舞った青空を春風に乗り雲は旅する
12
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横井 信
梅は散り桜待つ野を行く風の微かに香る春の城跡
25
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うすべに
はるみぞれ 遠のく春に散りいそぐ 桜を待たぬ梅のはなびら
15
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夢士
白梅の香る枝映ゆる青き空西に傾ぶく上弦の月
15
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只野ハル
すすり泣く隣のベッドの付き添いの声を背にして病室を出る
19
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可不可
昨日までマフラー巻いてた首すぢを 今日なまぬるい風がくすぐる
12
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夕夏
ほんしつはことばでかたるしゅうきょうのかみとあくまではなすのはたみ
4
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詠み人知らず
水攻めの高松城址に朝霧が隠す城主の無念の涙
10
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幸子
生き難き世を生き抜きて人助くる人知ることで立てる日のあり
18
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滝川昌之
人は水 低みが楽と落ちゆけば澱みくすんでやがて干上がる
25
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幸子
惨事起き初めて知りぬNZの移民難民受け入れたるを
7
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秋日好
今春の最初の椿が三メータ吹き飛ばされてパンジーと逢う
15
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KEN
去年の葉を ひとひら懷き 影落とす 春黄金花 月の燈りに
17
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藤久崇
札用い 炙れど清き 願い立つ 乱れを焼ける 宮益不動
10
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藤久崇
寝ねにける 我を待てるか 夕さらで なお外に遺る 春日のみ光
11
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行宮偏(仮之名)
哮りなば思い知らまし吾がこころ 云うまじ「汝の頓に狂えり」
4
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うすべに
遠い春 別れの季節行く袴 乙女の星もほのかにかすむ
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