詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
有賀亭小太
朝冷えの外走りゆく若息吹古寺に灯ともす紅葉なりけり
8
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まあさ
若いころ描いた未来予想図に なかったはずの 専業主婦に
12
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千映
食卓に小さな花束飾ります九十四の誕生門出
17
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柏木 月
風舞を肌で感じしすり拔ける一足づつに冬の訪れ
5
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恣翁
日溜まりに 乱れし髪を梳り 詠み損ねつる詩を直し居り
22
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あふひ*・○・*
折々に顏出す心の傷さへもいつか小さな星になるやう
16
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藍子
引きこもりそんな私の友達は文字の世界で息づいている
20
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舞
枯れてゆくひと間に燃える紅葉らに霜ふり白き朝の明けゆく
13
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リクシアナ
発つ夜のキキは箒を乗りこなし赤いラジオは風にねじれる
26
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リクシアナ
針葉の藍天鵞絨は深みゆき落葉の森に小雪ささめく
22
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へし切
偲ぶれば秋の野風に花すすきほのかに揺るぎて吾をてまねく
26
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林林
あなたから生まれる祈りと行いが命となりて世界をつくる
26
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夢士
伝統の日本の祭り文化財後に続けと先達の言ふ
20
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夢士
霜月の雨の冷たき朝の道コンビニ弁当買ひてバス待つ
22
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コーヤ
こちら向く孫の素顔に重なるは幼き娘そのもの姿
24
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コーヤ
匂わせて白さ極める菊の笑み花の心の清しさ伝う
20
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炭酸水
ひとつとて星の見えないこんな夜は叶わなかった夢を数える
27
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灰色猫
誰にでも修羅や悪魔は宿るものどう飼い慣らすのかそれが問題
23
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灰色猫
静謐なナイフを手首に当ててみる人という身の脆さ感じつ
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灰色猫
凍てついた心が君とふれあって熱くなったよ恋してるんだ
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