Chicoのお気に入りの歌一覧
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ながさき
ソトハ雨 シトシトシトト フリツヅク ココロノナカモ 雨フリヤマズ
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美津村
僕にはどうでもいい事だよと言ひ捨てて電話切りたし切る勇気なし
7
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詠み人知らず
にぎやかな油ゼミやらクマゼミに秋を知らせるツクツクボウシ
13
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三日月
傷つくなあ その気でグッと踏み込んだのに 三歩退くことないでしょう？
8
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中森 つん
かなしみを吐き出すように歌を詠み泣かないようにまた歌を詠む
14
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美津村
雨晴れて俄に低く差す夕日光を押しのけバイク走らす
7
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詠み人知らず
先生はお前のために言っている 嘘ついちゃった 自分のためだ
12
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コーヤ
いつまでも健康長寿と祈りて短冊吊るす笹の葉ゆれて
14
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詠み人知らず
閉じ籠ることの多きに嫌気さし小雨ふるなか書店へ急ぐ
21
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コーヤ
短冊に願いを書くは同じでも色とりどりで想いそれぞれ
13
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詠み人知らず
カナブンを指にはわせばじっとして指輪のようなエメラルド色
14
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ミミンガ
肌寒い７月の朝生まれたか ぶつかりながら飛ぶクマゼミよ
14
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詠み人知らず
打ち水で潤んだ庭の朝顔に浮かびて見える紺色の露
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もなca
朝露にまだ濡れているミニトマトもぎりて食めば夏がひろがる
23
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香月
冷たくも薫りし雨の風立ちて仰ぎし宙の白もたなびく
8
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佗然弥（わさび）
雲間から 遠くに山の根 眺めつつ 雨は止むかと 一人気を揉む
5
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林林
水神様の逆鱗に決して触れぬよう住む人 自然 守る工事を
13
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舞
諸草の民と産まれて人並みの花の内にて妻と生き逝く
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千映
平凡の言葉の意味の深いこと平凡という雑誌に載ってなかった
11
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こぐまじゅんこ
それぞれに仕事をがんばる毎日に わたしもがんばる主婦の仕事を
10
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