Chicoのお気に入りの歌一覧
灯
空の色 変わり始めて 夏の匂い 虫の声も 朝を告げる
6
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灯
いつもより 目が醒めるのが 早すぎた 夢の内容 夢占い
4
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詠み人知らず
傍らを瞬く夏の恋人よ次の約束できない人よ
6
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芳立
雨音は消えてしまつた人ごみの昇降口で見た横顔に
5
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風花
道流る激しき雨に見し夢に母と庭師の片鱗を見る
13
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詠み人知らず
コンテナがたくさん積まれ長くなる貨物列車が踏切をゆく
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香月
滴りし涙虚しく乾けども誰れそ想ふか孤悲の重みも
11
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はばき
恋愛を何に喩えるかでわかる程度の孤独なんて知るかよ
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裕二
消音の地下鉄車内で無機質な指たち動くぬるぬるうごく
3
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裕二
夜半過ぎ飼いならせない猛獣がきみの背中に爪を立てをり
4
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林林
明日への支度が終わらず午後九時半気力を絞りあとひと頑張り
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河のほとり
かき暗し雨降る空のほととぎす鳴く声絶えにし行方いづくぞ
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裕二
こんなにもしわくちゃだからあの人もうわからないかもと祖母笑ひけり
9
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ミミンガ
テレビ見て冷たい水で緑茶入れ毎日飲むよ 脂肪よ消えろ
11
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裕二
会ったことない写真の祖父はいつみても皺ひとつない顔をしている
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夢士
雲切れて陽の射し来るを待ちにまつ剪定の刃に文月の雨
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呉竹の憂き節
住の江に身のかひなさをうらみても影すさまじき月のみぞ添ふ
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雨貝まつり
掻き傷はきっと夏中治らない鉄の臭いと爪先の赤
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夢士
いつの間にフェンスを越えてヤブカラシ庭木に絡み天へと伸びる
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へし切
言の葉をつむいで結ぶ うたのわの 和める時はゆるやかに過ぐ
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