御宿川蝉のお気に入りの歌一覧
灰色猫
あるがまま太陽と生き呼吸して日が昇るたび喜び生きる
8
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ななかまど
手を挙げてバスに乗りくる幼らと一緒にはいるウチナーの風
12
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KEN
風寒く 一夜の滿たぬ つくよみに 影乱しをり 待宵の花
7
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へし切
パパとママ 喧嘩をしたから来られない 涙が愛しい 五月雨の朝
13
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舞
寂しげな風情美し北の国ピリカカムイの化身鈴蘭
6
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横井 信
田おこしに濁る小川のアマガエルそっと雨待つ夏草の陰
10
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へし切
「ねばならぬ」などと 心を追いつめて 命にか代わる もののあるかは
11
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トウジさん
走り梅雨梅は実をつけ誇らしげ成らぬが成りてまるまる六個
5
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ななかまど
一株の牡丹の花を幾たびも廻る女あり島津紅さく
11
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水仙
思ふべしヘリオガバルスの饗宴の死に至るほどの薔薇の花びら
3
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水仙
指先で撫づるは薔薇の若き棘花よりもなほ甘く匂へば
3
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睡魔の塊
若草の燃ゆる湯の里朝の道人の心もげに温かき
3
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うすべに
雨音にかえるの声がかさなれば つい口ずさむなつかしい歌
9
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水仙
曙のやうなる薔薇の花々に青年はまた誘はれてをり
4
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萱斎院
さつきやみ花たちばなの香もあせて あめゐる雲に待つほととぎす
5
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さいおん
春深 吾住郷 躑躅花 武庫津郷 開匂可聞
2
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さいおん
空蝉 惜久毛不在 行潦 可消物跡 所念鴨
1
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茂作
吹き飛ばす種がなんだか惜しまれる 孫の手を曵く蒲公英の道
12
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KEN
山の邊に 光篠降る 陽炎は 蝦夷乙女の 藤插しめり
9
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トウジさん
時は早や短き春を葬るや牡丹の花を切り摘む立夏
6
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