コタローのお気に入りの歌一覧
源 漫
冬霧や戸口を出でて見下せばほのかに映ゆる薔薇のむらさき
5
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源 漫
定まりにそむくなかれと聞き入れば生き世のもとの楽や消えせむ
1
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源 漫
有明に君の名呼びてあさ露を涙に落ちぬ夢かうつつか
2
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源 漫
旅に寝る草の枕の代りとは枯れ葉に洩るる霜の月影
3
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秋日好
挨拶をこのまま一生しないかと暗澹とする秋の旱魃
10
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夢士
枯尾花揺れる穂先の月白し夕陽背に受く残る秋の日
14
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KEN
かもしかの 聲のこだまを 愁ふらむ もみぢに小波 女沼の鏡
10
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灰色猫
シルバーの無骨な指輪はめたまま優しく豆腐を切り分ける君
12
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KEN
たまゆらの 黄金の色の 槻木の上 鷺流れゆく 弓月射る如
16
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KEN
こがらしに しぐれの混じる 夜半の路 褪せたあぢさゐ まなこに宿る
15
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KEN
この秋の 野分の跡の 川の岸 眞砂を探す 鷺影ひとつ
14
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菜々子
好きだよと届くかどうか分からない紙飛行機を風に託して
6
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桜田 武
食と孫で会話弾む無事平穏被災地思えばこの幸怖く
8
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桜田 武
有名なあの人温暖化気にせず我は気になる無名無力だが
8
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秋日好
ドからミに届く指先持つ君は観念してほら皇帝弾いて
13
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桜田 武
町清掃行かずに今朝は苦き朝「仕方ないね」の会話で終わらす
5
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舞
軽やかに駅の階段駆け上る女子高生のスカートの裾
3
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舞
コップ酒浮かべる夢も無い日々に雪降るまでの夜を数えて
9
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舞
一杯の茶の温もりの有り難く冬立つ朝の白きひと時
14
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舞
いつの日か言うべき言葉ありがとと台所立つ妻の背中に
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