加祢のお気に入りの歌一覧
ふきのとう
水無月にあまがえるらはぴょんぴょんと飛んで遊べり紫陽花の葉に
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光源氏
通ひ馴れし戀路で迷ふむなしさよ今宵伏見の酒で醉ひたし
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光源氏
たぐひなきもののあはれを知るほどに濁るこの世に花は咲きたる
10
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光源氏
詠み草の思ひ流さる月の夜に明かさむ長き歌の道のり
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光源氏
かひのなき舟は消えゆく難波津の心もゆらく夜半の月影
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聴雨
つぶやきにわが来し方を懐かしみ歌ひも解けば心若き風
13
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聴雨
こぼれ咲く白きうつぎの花の如もの思ひする夜の静寂に
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聴雨
さまざまの憂ひをベールのうちに秘め白き光の扉を放つ
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聴雨
君こひし光さす日も雨の夜も湯に沈みても夢の途にても
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聴雨
筆とれば思ひの川の堰は切れ流るる文になみだ雨降る
13
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芳立
ながむればひとよの旅もみづとりの立ちの急ぎとしめす父母
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芳立
六月のお寺めぐりに脱げば照りかぶれば蒸るる菅の笠かな
13
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芳立
しきしまの日本をあらふ荒浪のつきなきよにぞわれは漕ぎゆく
14
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まるたまる
明け方の夢はサイケな彩りで吾の欲望沈む水槽
14
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まるたまる
ひとりきり胸に抱えて辛かった秘密吐き出すさざめく風に
19
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まるたまる
ゆらゆらと揺れるレースのスカートが芝生に映える負けたよ恵子
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まるたまる
少しだけおしゃべりやめてほら聞いてざわざわ風はふたりだけのもの
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まるたまる
薔薇の香を閉じ込め君に手紙書くセントラルパークに於いてひとり
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きりあ
通草の蔓で編んだのはきみにもらった言の葉入れる小さな箱
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きりあ
輪回しの輪は猫がいいとびきりの黒毛なびかせ風になるから
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