稲千代のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
面取れて他者に尖らぬ齢なら染み出す味で和ませもする
20
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KEN
あの春の 傷は癒えたか 十數へ 時雨洗ひし 稻穗に問へど
12
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草木藍
一寸に滿たぬ虫なれど恋の歌千々に鳴きゐて人を惑わす
5
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草木藍
日が暮れて原付乗れば風寒くジャンパー羽織る秋の短し
4
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江儀
あれさびし軒のしのぶの露のみぞ人はしらじな松虫の声
7
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千映2
道祖神横で咲きたる彼岸花根の毒隠し凛と空見る
5
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滝川昌之
絶滅の危機に瀕する飲み会は 「オヤジ種」 群れるオアシスでした
15
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ななかまど
スサノオの荒き仕打ちに耐えかねて倒れふしたりアマテラスの穂
8
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KEN
朱の絲が 亂れ絡まり 曼珠沙華 哀しく狂ふ 寒き雨の夜
13
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名鈴
雁助くる 青北風の 吹き渡り 空いとど澄み 秋深みゆく
13
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滝川昌之
レジ袋巻き上げながらつむじ風やれば出来ると減量褒める
16
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みをつくし
無花果を食みてよごせし手を洗ひ ふと思ひ出づ 幼き日の事
24
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舞
衣干す妻の手優し風立ちて小さき蜻蛉の戯れて去る
10
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横井 信
道端の小さな白いニラの花はじめて知ったあなたの名前
13
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さちこ
吾を恋ふる君の胸の血見まほしきいかに赤きかいかに深きか
11
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うすべに
黄金に血の赤そそぐ曼珠沙華 汗と涙を凛と言祝ぐ
8
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名鈴
朝鳥の 慌たたしくも 立つ君の 交はしたる羽 ひとひらもがな
8
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みをつくし
曼珠沙華 彼岸と此岸貫きぬ 紅妖しき樣形もて
25
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名鈴
心強き 女と人の 咎むらむ さりとて君と 夜をえ捨つまじ
7
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名鈴
秋風の 吹き抜くる庵 君が香も 消え果てぬべし もし急がずは
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