横井 信のお気に入りの歌一覧
音弥
降り積むも降り積もらぬも雪任せスタッドレスの出番はあるか
20
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秋日好
相次いで寡婦となりにし隣家より気付かなかった物音聞こゆ
15
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名鈴
北山の 雪降る様は 聞きしかど 西の海こそ 知らまほしけれ
45
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び わ
遠方の弟からの電話くる元気な声を懐かしく聞き
7
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茂作
散り敷ける朽ち葉彼方此方蹴散らして 枝を貫き吹ける木枯らし
15
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夕夏
べーしっくいんかむおせどつうじないむせんじゃできぬせいさくだんぎ
3
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うすべに
広がった庭の空からさす冬陽 障子にうつる小枝ふるえる
12
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里香
あまりにも 月がさやかで あまりにも つめたい手だった 救急外来
15
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可不可
夏よりも冬がマシとか言ふ奴ほど 冬より夏がマシとか言ひ出す
6
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滝川昌之
拍子木が乾いた夜の瞬きの星に合わせて火の元を視る
16
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トウジさん
雪まとふ南天の実は灯火かな行方暗きいすすく身には
10
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桃山
飾られて降誕祭のフィルツリー常夜聖夜を問わず輝く
20
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紫草
一本の髪留を抜けばわらわらと髪はほどけて堕落のるつぼ
17
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千映2
三枚のガラス突き抜け虎落笛眠れぬ夜をまた長くする
10
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千映2
舗装なき凹みに張った碓氷靴の踵で割る子の楽しみ
11
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音弥
自転車は降りるバイクは走りやむ雪を混じえて突風吹き巻く
13
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荒野のペンギン
サイレンが 師走の街を 駆けてゆく どうぞご無事で どうぞご無事で
12
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ひげじぃ
眠剤を服む窓外の何処より嬰児泣きて凍星の冴ゆ
20
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葛城
朝日射すまでの命よ白妙の雪を被りて庭は静まる
18
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舞
指先がふと触れるさえ恥ずかしく素知らぬ君が小憎らしくて
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