横井 信のお気に入りの歌一覧
び わ
乗り違いはておかしいとバスの窓急ぎ乗換サークル遅刻
7
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茂作
蹈み入るを足も迷へる霜柱 ほどなく消へる命なりせば
20
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KEN
窓の燈の 次ひに消ゆる 子の四つに 限り月夜の 闇を知るかも
13
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恣翁
袖に手を入れたるままに 慣らひとて机に向かふ冬の夜かな
15
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へし切
若き日を思えば今は懐かしい 君と歩んだ道を辿りつ
17
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千映2
皮肉にも短歌に興味なき人と暮らして今年半世紀過ぎ
9
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可不可
ショパコンで ブルース・リウも弾いてゐた ファツィオリ 伊太利の新鋭
6
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うすべに
荒れた庭 人影もなく残された夕闇照らす赤い南天
13
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滝川昌之
トイザラス 子らが育てば縁遠く また会えるよねウッディーとバズ
16
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橘
実家から持ち帰りたる富有柿糖度は高し剥きて食べれば
18
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千映2
七か所のりんごが空を舞って来た蜜入り慌てる贅沢な口
10
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里香
にぎったり まるめて投げたり 手袋が ぬれてしまった 素手でもさわる
8
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里香
ぎゅっぎゅっと わたしの足跡 鳴いている いつかいつかと焦がれた雪よ
14
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ななかまど
空を指す枝ことごとく寒そうに藍ひと色に北斎の空
18
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秋日好
徒然の小遣い稼ぎの駄文書き縁に恵まれ少し多忙に
12
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千映2
柚子大根拍子切りでは食べられぬ夫の歯根に応じる薄さ
10
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桃山
意外にも衣乾しするは冬さなか大気の乾燥甚だしとか
15
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ひげじぃ
新しき手帖めくりて縁側の佳き日願ひつ猫の爪切る
23
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名鈴
霜枯れの 色ばかりなる 草の原 縁の紫 一つだに無し
41
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荒野のペンギン
親として 最後の務めは 皮肉にも 吾子の通夜にて 喪主となること
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