横井 信のお気に入りの歌一覧
紫草
さて、という句読点を胸に打ち猫と一緒に開く歌集を
12
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舞
帰省せば何が食べたい何を買うただ母つくるそれありがたく
14
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桃山
コトコトと小豆を炊きぬひたすらにスイーツとしての南瓜にあわせ
9
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ひげじぃ
うら寂し商店街の日暮にもジングルベルは鈴を鳴らせり
18
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葛城
朝飯の後なるまだきうす寒き一間に白き茶の湯気の立つ
16
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び わ
空青し耳鼻科受診し両耳の新年予定補聴器替えを
7
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KEN
冬の陽に 命の形 ざわめきぬ 何も飾らぬ 深山の樅の
12
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茂作
冬日浴び芽吹くよろこび清白の 春にも負けぬ青の眩しさ
21
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千映2
風通さぬコートに見合う温度ほし今年買いたて出番うずうず
9
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里香
山道に 置いて行かれて 追いかけぬ しるべとなれる 雪とけのこり
11
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夕夏
おみくろんかぜたいふうににてるかなさいくろんとかちじょうふきあれ
1
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可不可
服も脱ぎ 喪ふもの何もない ホワイトアウトに 沈んで眠れ
6
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うすべに
垣根ごし風の止む間の大掃除 もの珍しげに見守るめじろ
12
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滝川昌之
鼻垂れが袖口ばかり光らせた寒き昭和の木造校舎
16
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ななかまど
やれること選びて今日もそこかしこできるとこまで老いの時無し
12
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へし切
太郎焼き 甘い小豆を煮るかほり 冬空の下 ひとつ贖ふ
15
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音弥
世に悪の栄えたためしなしと聞くが天網恢恢疎にして 漏らした
19
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ひげじぃ
湯たんぽの湯をそそぎつつ息止めり 老母の視線背に受けつつも
14
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葛城
裏山に伸びし青竹今年もや伐りて設う門松のため
20
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舞
夜衣をかえしてぞ見る夢に逢い秘してや告げんひとつ言の葉
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