ななかまどのお気に入りの歌一覧
KEN
槻もみぢ ものの哀れを たなびかせ 焔となりぬ 秋終はる頃
13
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茂作
竹生島舟に乘り得て祈るかな 神が宿ると人は云ふらし
13
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舞
ひと去りて素足冷たき砂浜の貝狩る妻に潮騒の音
12
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葛城
珍しく花は咲きしか山林に白々浮かぶ竹林の跡
14
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桃山
夏よりの化粧箱入りトクホ茶のいまだ残りて持ち重りする
6
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ひげじぃ
七輪に椎茸あぶり燗つけて秋刀魚にかぼす、秋は深まり
13
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きくゑ
見まく欲し卒寿迎えしリヒターの傷を重ねし生み出す抽象
10
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朝比奈
巡り来て昔にかえる花楓 見るともあきじ初もみじ葉は
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名鈴
高き枝に 春に匂ひし 梨の花 差し仰げども 成らぬが悲し
14
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音弥
感覚は人それぞれとは言うなれど沸点低きは付き合い難し
13
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艸介
かへりみる人もはや無き捨て野にて 尾花手招く秋の夕暮
14
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橘
ババシャツを人に知られず我は着ぬ冬に準じるここ数日を
14
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名鈴
夏たけば 荷葉を好くは 尤もなり 況して白蓮 言ふも更なり
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音弥
覗き趣味野次馬根性デバカメはネットの海原たくみに遊泳
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名鈴
行く末は 見晴るかされぬ ものなれど 子等により善き 世ぞ譲りたき
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雨夜
花櫚、檸檬、洋梨、玩具南瓜、陶噐少女に、兎、鳥、海膽。
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滝川昌之
タクシーのルームミラーがちらちらと俺の身形に生業探る
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里香
砂浜を 覆うばかりに 軽石の 黒ぞつもりて 重荷となりぬる
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恣翁
蒼褪めて立ち尽くしたり 雨に濡れ 機械油に汚れたる顔
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うすべに
深まって色づく街に木犀の かおりふたたび甘くせつなく
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