詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
十連休そらはとつても穩やかで青に眞白のチョークが走る
10
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コタロー
ユニホーム着る少年は自轉車を漕いで行くなりバット背負ひて
6
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コタロー
ほの暗き雜木林の囀がホオジロとして現れ翔びぬ
15
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コタロー
野に出ればマーガレットが群生す今亡き母に見せたしと思ふ
12
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コタロー
羽根缺けた名も無き蟲がもがゐてる誰も知らずにひつそりと死ぬ
10
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行宮偏(仮之名)
未踏の地 剣を佩いて 風と往く おお峰々よ 我を迎えよ
9
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Chico
神さびぬ 春 緩みゆく 蝶番 アンドロイドの膝のぶらぶら
20
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行宮偏(仮之名)
中二病 馳せ場を求め ララランド 夢の在り処は心の在り処
10
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横井 信
やわらかく歩道を濡らす通り雨 あざやかに咲く垣根のツツジ
19
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へし切
神さびぬ 春 緩みゆく 蝶番 扉ひらけば はつなつの風
29
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青き銀椀
春の朝 深呼吸して 君が朝 イメージしつつ ふうと吐きだす
9
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詠み人知らず
明け六つの鐘聴きながら日本橋お散歩アプリは五拾三次
12
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滝川昌之
ドップラー効果のように連休は近づくときの高まりがいい
26
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Chico
日だまりの車椅子にてうたた寝の そっとそのはは そっとそのまま
104
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デラモルテ
春雨の靜かに降りて雨上がり春の限りの風吹き止まづ
15
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行宮偏(仮之名)
掌に受けたハンドソープや緩締めのボトルキャップは鳴くことがあり
6
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へし切
卓上に首をかしげて困り顔吾を見つめる水仙の花
54
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横井 信
落ちてゆく新幹線のスピードに出口を探す初めての駅
13
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行宮偏(仮之名)
火宅てふ奈落のうへの仮構へ くづるるいへの いかで残らむ
6
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へし切
佐保風はいたくな吹きそ藤波の今は春べと咲き匂ふかな
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