三沢左右のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
空き腹に 流した珈琲 胃を荒らす 待てる夕げに 遅れる罰か
2
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浅草大将
雨空へつばさ広げて飛ぶ鳥の明日からもまた旅はくるしく
13
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聴雨
ゆくりなく水面落ちくるひと滴さざ波立ちてしづけさを知る
13
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浅草大将
そのやうな枕詞が有りきぬの見えぬこの目のはるも霞めり
7
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ケンイチ
人の去る春はそのまま深まりて偲ぶ木陰にワインの残り香
8
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有為
日が暮れてあの世で罰を受けるほど血を吸う君のロックンロール
8
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島祝
恋路など我が身にかけてありへぬと人には告げよソレなんてエロゲ
16
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浅草大将
ながらへて命をいまぞ新たへの藤のはなぶさ軒端にぞ見る
10
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光源氏
夕暮れにもののあはれを思すともあしたになれば何ものこらぬ
13
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かわのふゆき
好き嫌い好き嫌い好き嫌い好き数える姿ほぼ皿屋敷
12
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かわのふゆき
十本の指に父母二人おり左右いずれが家族かと聞く
4
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島祝
霧島の都の城の盃はあけても満てる雲の大御酒
16
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有為
おかえりとつぶやく夜や星屑も地球も花もみな宇宙の子
7
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詠み人知らず
がむしゃらに ずっと追ってた その背中 追い抜いた今 何も見えない
3
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詠み人知らず
「あの人の 側にいたい」と 君は言う 要らなくなったと 言えばいいのに
5
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浅草大将
千早ぶる神代ながらの橋の下こひは淀みにすむべかりけり
11
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ほたる
万年筆のインクの黒の鮮やかさ真白きノートの心が欲しい
12
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芳立
春の鳥こゑな聞かせそたそかれになぐさみすてむ君にあらねば
14
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ほたる
うたかたの消え行く恋にお似合いの晩春重く、夏は眩しく
6
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ケンイチ
真夜中を越えんとすれば迷い路 遠吠えあたりに眠れる人よ
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