ななかまどのお気に入りの歌一覧
桜田 武
「高齢者ですからね」と案内ついに来る赤紙届く思いで講習に
6
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朝比奈
燦爛たる紅の色も荘厳に人足絶えぬ午後の参道
13
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舞
土塊に魂込め造る縄文の土器には残るひとの営み
10
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名鈴
門出より 日に異に君は 遠そけり 今は何処の 旅の空かは
20
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葛城
あると来てみれば何処にも見あたらず失せて寂しき冬茜かな
11
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桃山
冬来れば春も近しと期待する気持ちも今はうわの空かな
10
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ひげじぃ
枯れ葉落つ裸木なでて薄ら日の陽はおおらかに雲間もれ来し
9
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きくゑ
消えそうな月傘照らす真ん丸の銀の獣が逃げ走りけり
4
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へし切
小春日の 陽ざしの如く穏やかに ひとり遊びに今日も暮れゆく
15
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橘
どれかひとつ欠けても変わる形ならいっそ全ての崩壊を望む
6
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滝川昌之
退職を打ち明けてくる後輩にしがみついてる俺の無言は
15
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きくゑ
北の地の焼鹿肉を噛みしめてコルク砕ける赤葡萄酒かな
6
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トウジさん
羊らの生き血吸うかや政治屋は月百万なり証なくとも
5
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滝川昌之
瞬殺で丸腰の俺うちのめす腰つき丸く振り振る仔犬
10
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横井 信
ひんやりと秋の終わりの風をうけ開くとびらに朝陽は揺れる
9
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茂作
おしなべて山は紅葉になりにけり 落ち葉を歩むサクサクの道
10
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名鈴
思ひ余り 涙耐へざる 閨の内 如何したると 問ふ人も無し
22
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舞
帰らざる眠りにつきし父母の語りかけ来る虎落音の風
8
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恣翁
カラタチの垣に掛かれる蜘蛛の網を 紅く染めたる車の尾灯
13
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桃山
久々に集まりし顔のなつかしさ祖母の傘寿を祝うよき日に
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