桜田 武のお気に入りの歌一覧
名鈴
ゆく水は 次次流れ 替はれども 川は川なり 今も昔も
13
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弥栄成就
もう待てぬ 夏を催促 蝉時雨 悲鳴の叫び 我も一緒に
16
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弥栄成就
人の世の 心を映す 天気かな 中庸忘れ 極端に走る
18
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滝川昌之
更新はあと一、二回判断がまともなうちにハンドルは置く
17
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ななかまど
この姿われかも知れず屑米を食い損ねてる一羽の雀
14
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名鈴
伝へ聞く 妙薬すでに 世から失す どっと群るるは あさましきかな
15
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灰色猫
もうだれも君を里子にしないから無理に良い子にしなくていいの
9
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灰色猫
照りつける熱き陽ざしに掘り深き顔がなおさら掘り深くなる
10
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灰色猫
誉なるものも知らずに生まれ来て悼む焔に礎を知る
12
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弥栄成就
蝉の声 天に届きて 梅雨開ける 夏空に響け 歓喜の歌よ
18
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名鈴
蜂に刺され 毒に酔ひつつ 思ふのは 親族警め 身を守らすること
12
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名鈴
言の葉と 物の音何れ 貴しや 問ふも益無し 心のまま生け
14
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ななかまど
梅雨はらう清風田の面を吹きたれば緑ざわめき出穂つげる
11
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ななかまど
匂いたつ人参木の紫に蜜蜂たちの令和の宴
10
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滝川昌之
高気圧 重量挙げをするように ヒョイと前線上げて梅雨明け
23
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滝川昌之
迷い込み暴れる蝉を逃がそうと部屋中に追う俺の冤罪
16
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横井 信
のんびりと画面を見てる梅雨明けの暑さに溶ける僕の輪郭
13
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横井 信
白黒の夢を見ている日常は空回りして行ったり来たり
13
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青き銀椀
心よ立て わが身充ちつつ 満月の光を浴びて歌と放たむ
9
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青き銀椀
三十年経ちて開きし古語辞典今十代を紐解きて読む
5
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