ひげじぃのお気に入りの歌一覧
恣翁
ヴェランダの軒をし越えて 屋根の上に伸びぬる影ぞ 秋を告げける
12
もっと見る
茂作
泣き笑ひ六の手を持つ鬼神は吾を捕らまへ金縛りする
12
もっと見る
灰色猫
双六のゴールの先にあるらしい未来のためにサイコロを振る
12
もっと見る
ryotak
ながらへばまたコロナ禍やしのばれむ、憂しと見し世ぞ今は恋しき
9
もっと見る
音弥
抜けるほどとは言い難い天低く雲行き怪しき中を旅行く
8
もっと見る
緒川みるな
柔肌の疼く痛みも消えてゆく月なき秋の小夜の祕め事
7
もっと見る
夕桐
三味線の荒波越ゆる沖つ櫂 木霊する音ぞ里見えつらむ
7
もっと見る
へし切
秋津羽に夕日のかげを重ねては君が粧の木蓮の花
18
もっと見る
葛城
霧雨に暮れる山辺の灯明かりが人の暮らしの此処にも在りと
10
もっと見る
朝比奈
再びはかえらぬものを空蝉のまつ甲斐なきに身はなかれける
11
もっと見る
坩堝
髪を梳く君の姿を鏡越し差し込む朝日何処へ隠す
5
もっと見る
滝川昌之
板ガムのクールミントのペンギンが見上げるような清秋の月
19
もっと見る
横井 信
稲穂から首を出してる白鷺のじっと見つめる夏の残像
14
もっと見る
へし切
秋萩は散るこそ ことに侘びしけれ 妻恋ひすらし さ牡鹿の鳴く
15
もっと見る
名鈴
匂へども かるるは悲し 菊の花 いとめでたきは 相生ひの松
14
もっと見る
名鈴
置く霜に かみ白めども あり立てる 翁草なむ 草の主よ
8
もっと見る
横井 信
疲れ目でじっと見ているパソコンのしずかに消える小さな画面
12
もっと見る
恣翁
翳む声に 初老の疲れ偲はれて 女心の惑ひぬるかも
13
もっと見る
灰色猫
ジェノベーゼ味の比較に買い過ぎたバジルのパスタ今日も食べてる
11
もっと見る
茂作
今はとて訪ふ人も無し島庄の土に埋もる蘇我の夢跡
15
もっと見る
[1]
<<
60
|
61
|
62
|
63
|
64
|
65
|
66
|
67
|
68
|
69
|
70
>>
[70]