詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
あさつゆの萌ゆる若葉のあさみどり夏の予感に匂ひ立つやな
33
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滝川昌之
渋滞に寝入る家族を恨みつつ辿った家路のなんと懐かし
22
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Chico
( もういいよ )幽けききみの幾重にもたたなづきける春霞かな
20
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藤久崇
一すじの みどりのいとの 昇りたる 空に火の色 雛罌粟の花
15
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KEN
稚兒車 深山龍膽 岩鏡 綿菅苔桃 黄連芒蘭
13
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幸子
家々の谷間にこだま響かせつ朝に満ちゆく鳥の声かな
19
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へし切
老いぬれば 散るを惜しまぬ命かな 花はさくら樹 人は武士
22
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藤久崇
和光に 若立つ瑞葉は みどりこの み手の如くに 世へと伸びゆく
14
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藤久崇
梓弓 引くることなき 君が世の 幸も継ぎなむ 苔生す先まで
20
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青き銀椀
昼過ぎてバラの咲けるを陽の差してぬくもれる花くれなゐにして
8
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滝川昌之
親をうつ家具屋の娘はかぐや姫 月へ戻さぬ匠の裁き
23
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灰色猫
貧困や飢餓で苦しむ国の名を今すぐお前答えてみろよ
22
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藤久崇
平らかに 成りたる三十の 歳を継ぎ 和さむめでたき 月影のもと
17
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藤久崇
はらはらと 散りゆく紅を なぐさむや 影に薫れる 青き葉桜
17
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コタロー
象徴の摸索續けた天皇の最後の言葉平成終はる
12
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デラモルテ
平成の最期の春雨降り止まづ青葉を濡らす令和の始まり
11
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コタロー
五月雨の工事現場のショベルカー十連休を止まつてをりぬ
13
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灰色猫
万世を越えこし万葉名にせらば新しき世や平和ならなむ
25
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行宮偏(仮之名)
脇に付す日付にふむと独り言ち 令和元年五月一日
13
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まぽりん
平らかに真幸く成れと祈るらむ君が心を千代も継ぐべく
26
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