詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
残照を当てて洗濯取り込んで、思っていたらうたのわしてた
14
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灰色猫
霜月の睡蓮鉢にて越冬の準備に入るめだか励ます
28
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灰色猫
卒業です無人の駅に舞う桜君がいたからひとりじゃなかった
19
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灰色猫
赤い糸辿ってゆけば図書室の恋の一首と結ばれました
24
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夢士
ひい孫の顔見て孫の名を呼びし義母は子に聞くこの子は誰と
21
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元親兄貴
この場所にいるはずの無いあの人に似ている人と不意に目が合い
9
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中野美雄
外に出よ月暁の空に照り星かがやけり夜の名残に
12
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詠み人知らず
盲目に咲きて匂へど君去れり 白雨のごとく花濡らしめて
13
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詠み人知らず
売られても 喧嘩は買わずに転売す 面倒事よりネタにして創る
13
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詠み人知らず
繋がりに深き浅きはありなめど 手繰り寄するは勇気なりけり
18
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詠み人知らず
レイプの際 駆け込む先は婦人科じゃなくて救急外来に
9
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千映
こころまで動かすことの難しさこの頃涙もこぼしていないし
11
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千映
両の手で挟み込むよなつり銭の渡す仕草もマニュアルなのかな
13
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へし切
老いし母の元気な聲に安堵する「変わりないかと」受話器の先に
29
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滝川昌之
ラグビーのボールは時に手に着かずスルリと落ちて他人へわたる
22
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千映
来るたびに孫背丈伸び吾に迫るさっさと追い越せこれからの人
12
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石川順一
詩の雑誌忘れて仕舞う風呂場かな出窓の置き場に少しふやけて
14
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大野 冨士子
休日のだーれもいない公園に 今はだーれも 疑問もたない
15
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横井 信
帰り道 電車で開き ホッとする みそひともじの 無限の世界
21
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ふじこ
藁焼きの風に倣いて畔行けば父の背見える秋の夕暮れ
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