桜田 武のお気に入りの歌一覧
みをつくし
これはまた驚き入りぬ下宿先 宿帳隣は戰中の筆
28
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恣翁
晩蝉と 集く草虫 夏惜しむ朝の 命のハーモニーかも
14
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ラベンダー
おばあへの 感謝を込めて 顔埋め 感ず最期の 命の温さ
11
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弥栄成就
流れ星 イナバウアーで 待ち続け 収穫一つで 首腰痛める
11
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弥栄成就
転がりて 最期の一鳴き アブラゼミ 命謳歌し 天へ飛び立つ
18
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弥栄成就
自分だけ いくら平和を 願っても 降りかかる火の粉 覚悟問う夏
15
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ななかまど
地方紙の隅をちいさく賑わすも紙面に載らぬ熊の弁明
12
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滝川昌之
金色のジョッキの滴に俺の喉 待てない待てない叫ぶ乾杯
16
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灰色猫
天国の案内板に従って歩くだなんてもっと生きたい
14
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ななかまど
光年という永久のきらめきを星はかかえる新月の空
10
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ななかまど
熱風に暑さ重ねる蝉しぐれ夕風吹けば秋のにおいす
13
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滝川昌之
暑過ぎて引っ込めようかと戸惑いの芒の穂先の早秋もあり
19
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滝川昌之
不摂生 違反切符の累積は 胃薬代となって支払う
15
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横井 信
休みあけぼんやり見てる街あかりちょっと冷たいクーラーの風
9
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横井 信
だらだらと過ぎてしまった連休の余韻ひきずる在宅勤務
9
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青き銀椀
ありあけを待ちつつやがて新たなる一日問はば秋の兆しす
10
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青き銀椀
風ふわりとまるとんぼに夢ひとつふたつみっつと秋の増えつつ
13
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灰色猫
ひぐらしの声を聞いてはなりませんあれは死霊の歌なのだから
13
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灰色猫
擦りむいた傷の分だけ人間にレベルアップをしているようだ
10
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名鈴
都より 遥かに南 琉球が 海風故か 暑気軽しらし
11
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