詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
浅草大将
元からにフジ見ぬ身には遠けれどデモをするがの人波の声
11
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笑能子
つゐたての不自由歎くその前に飾る愉しみ見つけるが良し
8
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岩崎純一(純星)
白糸のすぢごとに鳴る滝の音を袂の恋の月に見るかな
7
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粕春大君
秋津島安藝汚しける秋心現つ御神よ明らめよかし
9
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紫苑
ひと声の悲鳴よぎりぬ闇の底いのち消ぬるや丑三つの蝉
14
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粕春大君
葎はふ宿の遣り戸のあかねどもいかにつれなき人の心は
15
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白亜
たくさんの夢の破片が流れつく白浜に寄せる波の静けさ
15
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芳立
蝉しぐれ君と過ぐしし鎌倉にふる八百年のただのひと夏
13
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山桃
草刈りの友をえらばばいろ白く毒みきわめてあとにつく山羊
4
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山桃
虫さされあとぽつぽつと草刈りのにほへるムヒのブレークタイム
3
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葉月きらら☆
また一つ花びらを増し大輪の華となるよう歳を重ねる
24
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白川剛
乗鞍の尾の上に見やる山やまも富士の高嶺をへだつものかは
12
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芳立
オラシオの声は届けりおぼゆべき火のいろ知れぬ世なるわが身に
9
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恣翁
鴉群れ 芥に混じる 無花果を 人も恐れず ただ啄めり
22
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芳立
此の岸に迷ひも永きうつせみのよの闇に照れ盂蘭盆の月
13
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浅草大将
風ふけば花に露ちる朝がほはむべ秋ぐさのはじめなりけり
20
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あそびくも
秋風に君が梳き髪ゆらぐたび切なく翳るぼんぼりの月
20
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紫苑
俯けるヴェールの陰のまろき頬たひらかな世を謳ひ笑ままほし
11
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でくのぼう
あの夏の蒼穹のした鐘が鳴るさ迷ふ雲に默禮の時
12
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あそびくも
雲の峰はぐれてあそぶ徒然に群れさだまらずはや秋たちぬ
14
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